本コース2回目


前回のガッコーはトレース課題を宿題としてぶん投げて。


まぁ私は卒なく終わったのだけど、出来ない人はどうするのかなーと思っていた。



朝からの招集。
「時間がなかった」「出来なかった」と講師に訴える受講生もいた。


 まぁそうよね。大変だもんトレースって。



朝から…動画から始まる。


「ただトレースをやっただけなら、10時間もかかった人もいるでしょう、でも大丈夫!。日◎式のスピードアップ作図をマスターすれば…



…あーはいはい。
アナタ、動画じゃ毎回そういうけども…

言うのは簡単よ? じゃぁどうすんの?


私はね。既に動画を何度も何度も観て書き方をなんとなくわかってきたけども…


すでに課題をやりきれなかった受講生が続出だもんなぁ…と思ってた。



 まさかまた、あの動画を見せて終わりじゃねーだろうな…


 …何かの通販番組じゃねーんだから…
「でも大丈夫、このブレスネットを買えば…」
 金運・恋愛運・なんでもござれ…


 的な感じに聞こえるわねぇ。



午前中は動画が続くという。
正直、どうでもいい動画をみていた。
どうでもいいといったらかなり失礼だと思うのだけど、試験当日のことや、どうやったら減点対象になるとか、詳しくやっている。


「もっとサラリでいいのにな」と。


だって、そこまで行き着けるかもどうかもわかんないもんw。


不合格で3ランクある…という説明をしているが、合格か不合格かしかないわけで。
不合格のランク2以下がどうだろうと受験生には全く関係のない話。
 受かった受験生には関係のない話だし、オチタ受験生もオチタという以外には何も理由は要らない。またオチタ事には理由は必ずある…というか、そんなのわかってるw。


「勉強して50%以上に入れ!以上!」
   …の…一言だよなぁw。


でもあれか。最初からそれくらい意識してやらんとダメってことか、そう考えたら最初から脅かしておくのも有りかね? 「まぁここでこの動画も大切か」と思いながら眺めてた。


 別にイチイチ文句を言っているわけではなく。
 何度も観たものでヒマなので「必要性がどこにあるのか?」とかクダラナイ事を考えながら観ていただけ。もちろん、動画はどれをとっても意味があり、無駄ではない。


でもって、講師の解説があって…お昼となった。




お昼ご飯を食べて…


午後から作図をやるというのだが
…何をするのだろう?


講師から「テキストの抜粋」というプリント資料が配られた。
わかりにくい断面図なども拡大してある。いや、拡大コピーは誰しもできるし、私も実際やったのだが断面図の場合ライン一つ一つの意味がわからないから、手書きの模範解答の拡大だとどうもわかりにくい。
…ので、講師はCADで書いてくれたそうだ。さすがだな。よくわかってらっしゃる。


さて、これでどうするの?


「スピードアップ作図法」を実践するという。



 ほう!まぢか!



闇雲に「平面図1時間40分」という目標だけではなく、配られたプリントには各項目が細分化され、10分ごとの書き順が分けて書かれてある。



「こんなの…テキストにあった?」


後でテキストを見直すと、確かに存在する。のだが、手順と作図イラストが同時に書かれているので流れがわかりにくかったヤツ。


勿論、何度も目を通してはいたが 少し前迄
「こんなの理想で、一例だろ?出来る人の書き方だよ」
と思っていたヤツ。


というか…正直メンドクサイやつw。



でもテキストのようにイラストが無いと、それはそれでわかりにくいだろうけど、このプ
リントのまとめ方がうまい、というか、この程度の方がシンプルで十分わかるもんな。




これに沿って、細かく時間を区切ってやっていくという。


なるほどね。


わかる受講生はナメちゃってドンドンと先に進むが、私はちゃんと講師のいう通りにやってみることにした。


 なるほど、時間的に焦るパートがあるナ。


 そこを見つけるいいチャンスとなった。


「去年、ちゃんとこんなことをやっていれば」


…もちろん!


 やった覚えはないっ!。


私は去年
「いつになったら その日◎式の書き方を教えるのだろう?」と疑問に思いながら、毎回何時間もかけてトレースをしていた。


 ガッコーにいってもトレースをするだけ。


特に何を教わる様子もなく…ただ書くだけ。そのうちにプランが始まるが、それも曖昧な内容でしか受け取れない。結局プランが解けないまま、わからないまま時間だけが過ぎ、模範解答が配られて、途中で結局トレースとなる。


「ガッコーで書く必要もないんじゃないかなぁ」


 でもまぁ家でやればだらけちゃうからね…その程度だと思ってた。


 当時、今の講師に「最初はトレースで苦しみますよw」と言われていたので、「こんなもんだ」と思って永遠トレースをしていた。



 …最近…
 「もしかして、ちゃんとやれば、私が思ってるような過酷な試験ではないのではないか?」と思うようになってきた。勿論この先も一生懸命にやるのは間違いないし、落ちたらこっぱずかしい話だが、でも、今の状態でそれなりの時間内に書けるのは余裕があり…ちゃんと日◎で教わると、出来てる、出来るのではないか?と。もう少し肩の力を抜いていいのではないかと…。



他の人は多分、私ほどストイックにやり込まないっぽい。


今回、本コースとなり人数が増えてきた。
どうやら二年生と思われる人も多いのだが、多くの人は卒なく、なんとなく書けている。

 私はこの半年近く苦労したのに…
 多くの人はサラリと書けるようだ。



 この違いは、去年、ちゃんと基礎を習ってることではないかと思われる。


 書き方について…時間を詰める場所というのは、実際木造と大差ないもんな。
 2本の線で壁線書いて…大雑把な違いといえば、柱をどう書くかだけだもん。



 …うん…そうだよな…



 ふと…しみじみしてしまった。



「ちゃんと教えてくれる講師から習うのは、みんな幸せだよなぁ」と思った。



前回、初回の人へもあえて課題をブンなげて
「何時間もかかったでしょ?だからスピードアップ作図法が重要なのよ?」と教えてたのか。



 …なるほどね。


 出来てもできなくとも、個々の理解度や技量を測っただけのこと。
 つまり想定内。




休憩時間中、講師に尋ねた。


「これはオリジナルの資料?教え方?」


「資料は手作りだけど、去年も同じように教えてますよ?」


 ガッコー側のカリキュラムだという。


「…あーね。結局…そこなのよね」


「逆にどうやって書いてたんですか?」と尋ねられた。


「去年は家でガッコーの動画も見れないから、YouTubeとかで…」


「え? テキストに書いてある内容ですよ?」


「テキストを見ても全く実感がわかないからよくわかんないし、そもそも講師はテキストや動画での書き方を否定するし…だから他の人の書いてるのを真似て書くだけで」



他の受講生もそうだった…はず
去年、他の2年生も
「上の3面(伏図)で、横方向にずばーッと書いちゃう方法もあるんだってー!」なんて暫くしてから言っていたし…夏季休暇に合宿をして書けるようになって帰ってきたり …みんな勢いだけで書いていた。



 つまり ちゃんとガッコーでやってなかった。


 テキストをベースにした教え方は殆どしてないもん。


 確かに動画は観た。動画の中で書いてる姿も見ている。
 けど…「だから何?」という感じだった。
 「理想的なお手本」としか受け取れず、講師は「こんなの動画の人は頭に入ってるから書けるんであって」と言っていた。なので「本音とタテマエ」かと。
 なので「観ただけ」なのである。


 だから他の受講生が「書き方書き方というがわかんないから、センセー!じゃぁお手本を書いて見せてよ!」と何度も言っていた。最初は「そのうち」と、ごまかしていたが、最期の方は「もう何年も書いてないから…」と…ごまかし切れなくなっていた。


 …所詮その程度である。



 でも今となっては…ちゃんとやればちゃんと出来るわけで。
 これは二年生だからというのもあるのかもしれないけども、きっと1年生でも大差ないはず。ちゃんとやればちゃんと答えが出てくる。 



今の講師は、私の言っている去年の事はずーっと半信半疑だったであろう。
そりゃそうよ?オチタ人間のいうことなんざ、悪いトコばかり拾った言い訳ばかりよ?。
そりゃわかってる。でも、私だってストイックにやり込んだ分、へんな自信があるもの。


今の講師は、後のトラブルもイヤだろうから、この件に関しては言葉を控えている。憶測でモノを言わない人だ。私だってオトナだからワーワー言うのは嫌だが…でもここでは「客」なので言う事にしてるだけ。担当から「なにか不満があれば遠慮なく言ってくれ」と言われているので言うが、でも今の教え方について何一つ注文をつけたことはないし、ガッコーの動画や教え方、講師の教え方にも大満足をしている。


 最近、現講師も、去年はどんなにダメだったか…理解をしてきたようで。 


 それでも受かる人がいたであろう(しらんが)。
 集中して教えていた2年生以外の受かった人…そこに疑問を感じていた。
 でも今考えてみれば簡単なこと。


講師の言う事を聞かずに、ガッコーの教材通りにやれば受かる。


 これ、どこぞの「知恵袋」に書いてあったアンサー。
 おもいっきり吹いたw。「名言」かもしれないw。
 元も子もない一文だが…きっとその人もそうだったのでしょう。



日〇というとこは、相当頭を使ってカリキュラムを組んでいるんだけど…多少「考えすぎっ!」みたいなトコがあってわかりにくいトコもあるけどもw、タマニキズみたいなものであって…でもそれを現場の講師がかみ砕けば良いだけの話で。


総合四角は生の講師授業というが…
私は「動画の日〇」の方が良いような気がしてきた。
 「放〇大学かよ」とか「動画垂れ流しで人件費がコストダウン」と思われがちだが、そうではない。日〇のうたい文句ではないが、最高峰の学習を、全員が一斉に全国どこでも得られるツールと考えたらどうじゃろか。


 だからこそもったいない!。


 本当は、動画とナマの受講生との間の溝を埋めるのが講師の役目だが、それが機能されてないところがある。そこに勝手な思い込みの「我流」を突っ込まれるとワケわかんなくなるわけ。
 最高峰の教え方に対し、町の教え好きのオヂサンが地方の教室で吠えたって、何の足しにもならないのよ。
 学習内容を批判するなら、ガッコー本部に直接文句を言うか、バイト講師をお辞めなさいな。正直、受講生が迷惑!。


 「文句をいうなら辞める」だから私は、ガッコーに文句があったので、去年の年末「もう日〇にはお世話になりません!」と一度は決めた。
 それを「もう一度…」と担当が言い…現講師に快諾を半ば強引にwさせたので、今通っているわけ。




 たった2回の講義であからさまに違い(汚点)が…。


 おかげ様で今は充実しているし、逆に…なんだか私が騒いだせいで、いろんな人に迷惑をかけているような気がして…申し訳なく思っている。


  でもって、巻き込んでしまった現講師に恥をかかすわけにはいかないし。




 本コースが始まり…
 周囲の様子も少しずつわかってくる。



 隣の席の方が、「テンプレのサイズが合わない」という話を講師にしていた。
 自分の使ってる製図用定規には柱サイズのテンプレがないそうだ。


 講師はなんだか私に話をふる^-^;
 まぁ講師もそう言われても困るけど…とはいえ私に振られても困るw。


 私はここ数日「バンコのデカいテンプレ三角定規」を使うようになっている。
 最初は最〇サンのテンプレ定規だったが、テンプレの四角のサイズが欲しいサイズと合わなくなってきた。最〇サンのはサイズ、厚み、テンプレのチョイス具合など素晴らしいのだが、柱を6で書くか7で書くかの違いと…断面図も、細かいテンプレを寸法の目印として利用した方がラクだと考えて。もう一つ、安定した線を書きたく、少し大きめの方が何かとラクで、前回木造の際に全然使わなかったバンコのテンプレ定規を持ち出してる話をしていた。


 「バンコのは厚みがダメなんですよね」


 「あー同じく思って使わなかったけど、それは慣れですねぇ」


 私も最初、バンコのは厚みに戸惑ったが、でもこれはこれで慣れれば悪くはない。



 帰ってから…
 なんとなく「日〇オリジナルテンプレ」を見ると…案外コイツ、使える事に気が付いた。
 良い感じに並んだテンプレの細かい四角のサイズ。去年は全く使わなかったので見向きもしなかった。「ちょっと薄すぎで使いにくい」「平行定規の下に入り込む」…と思っていたが、今や平行定規もスレスレで使ってるので全く問題がない。むしろこの薄さが正確なテンプレサイズを描くために使いやすいのに…改めて気が付かされる。


  「…ちっ…ここでも…日〇式かw」


 スピードアップ作図法も、結局はコレが一番効率がいいようだ。講師も「なんだかんだいって…結局日〇式なんですよ」と。

 何をやっても…どうあがいても、悔しいけど「日〇式」には敵わないのである…ジレンマw

 だてにこの講座を売って、何十年も商売をしてないってことですな(誉め言葉)。





 でもって…話はかわって。

 講師が私に「夜は何時くらいまで残れます?」という。

 「何の話よ?今日?」

 「いえいえ普通のガッコーのある日」

 「んー 眠くなるまで? オヂサンだから眠くなるの早いよ?」

 どうやら今後の話をしているらしい。

 …なんで私だけに聞くw^-^;。

 本校の時は24時位まで、事務局の担当者が根を上げるまでやっていたのだが、こっちの分校は事務局の責任者が女性なので、あまり遅い時間はNGだと聞いていた。
 たぶん追い込みの時期は本校に負けないように遅くまでとお願いしたいのだろう…が、わたしゃ正直、去年のアレは懲りたよ^-^;;; やるなら 事前に少しずつ厳しくやって、直前はもう少しゆるくやろうぜ!w じゃないとオヂサン、体力もたんよ?。

 「それよっか 開放教室、いつよ?」

   「あれ?スケジュール、配られてません?」

 「ないない まだじゃない?」

 なんていってたら、事務局の方が持ってきて配られた。

 講師が出られる日程が書かれている。

  すぐ始まるそうだ。

「…どーせ、強制参加でそ?わたしゃ?^-^;;;」

だって誰も来ないという可能性もゼロではないはず。

 そしたら可哀そうだもんねw。


…じゃない。どれだけ手厚い対応なのだろう。

 非常にありがたい。
 
 「来年、受講生の人数が多かったら、助手として来てもらうんですから、絶対受かってもらわないと…」

 「誰が来るかいっ!wwww」

 冗談であろうが…わたしゃ受講生を教えられんよ。
 添削とか、自分の図面でさえ添削できねーんだから無理無理w。

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