チョット見かけた記事

 



…うーん^-^;;;


これ有料ニュースなので、細かいとこまでは読めないけど…


若者の四角離れ…という話だと思うのだけども…


だいたい建築業にそこまで魅力なんぞないもんなw。
会社にだって魅力ないもん。


社会人1年生で、慣れない生活環境の中、更に勉強というのもツライもんなぁ。
会社のお付き合いの飲み会や、同期の飲み会等もあるでしょう。お付き合いも大切なものだけども、資格校に通ってソレはなかなかできないもんなぁ。


ワタシが思うのは
「今の試験は落とす為の試験となっている」こと。


今日日、日常でなかなか使いもしない製図板で手書き。
試験会場で5時間で1枚を作図せよというのは、苦行でしかない。
手書きに関しては良いとしても、でも、過去問をやればわかるが、明らかに毎年難しくなっている。難しくなっているのが技術的なもの、社会的なニーズのもの、であるならばまだいいのだが、ただただ作図ウエイトや問題としての要求が増えているだけ。
それでいて手書きの技術を磨いたところで、実務に役に立つかというと…。


 そうゆう意味では、確かに昔に比べ、採点基準は「紙を汚さない」とか言わなくなり、作図よりもプラン重視の採点にシフトしているようではあるのだけども、それも公表されてないので定かではない。資格試験が「学ぶ物」というよりも、作図自体を競わせ「ふるいにかけるもの物」と化しているような気がしてならない。
 これはガッコー側が「印象点をよくさせよう」と過剰に書かせ、ホントはセンター側は「ここまで細かく書かんでもぉぉ^-^;」と考えているのかもしれないが、センターからその辺の情報もない。ガッコーが推奨する矩計や窓廻りなんかはまるでサッシメーカーのCADでの断面図なみ。手書き全盛の頃、こんなに細かい図を書いている設計さんなんて居なかったと思う。また5時間中作図時間3時間半に入るのには、がむしゃらに書いたところでスピードが上がらない。コツが必要…そのコツは、「仕事の効率化」としての勉強にはなるのだが、あくまでも試験用のもの。


もう21世紀なんだし「プラン図だけでいいのでは?」と思う。


我々みたいな建築業の末端でさえ、イマドキは図面はpdfでメールで回ってくる。
ちょっとした細かいトコをみたいから「設計さんDXFでちょうだい」というと、「あいよっ!」とメールで転送をしてくる時代。設計さんだって細かいトコ書くのは大変だからって、メーカーの公表されているCADデータを拾ってペタペタやるし、その方が正確。


でも、今だ雰囲気を大切にするデザイナーさんは手書きという話。
それもわかる。けど、それはあくまでもデザインであり、ディティールとは別物。デザインは商用の為のイメージ図だと思うが、それは対一般のお客様への営業の一環であり、デザイナーとしてのビジネス。一般的にデザイナーという肩書で飯を食っていけるのは限られた人であるのと、手書きやデザインはある意味「センス」が物をいうので、資格試験とはまた別の物となってしまう…ならば余計に試験は「プラン図のみ」で良いのではと思うのだけども…。


法令の1級、作図の2級と言われるそうで、2級は作図量が多いという。
実際に1級の図面を拝見させてもらったことがあるが、とてもシンプルで簡略化している。なのになぜ下位級でもある「2級」でここまで書かせるのか…年次の合格者を絞ってるだけとしか思えない。


「なぜ絞るのか?」「建築士は不要」なの?
 この先どんどん技術や安全に対する考えは進歩していき、また人手不足となるのに?


学科の3割合格は、まぁ法令等で重要な所であろうからいいとしても、実務、作図はもっと甘くていいのではないかと思っています。
それでも「5割受かるんだからいいだろ!」と言われそうだけども、その「上位5割の中に入る」のが大変な話。資格校で作図時間や内容をレベルアップをさせているのだから、資格校に通わない人としては大変な話で…。



業種柄、必要にかられて資格試験を受けようとしても、日々の生活がおろそかになるような、費用も数十万単位もかかる勉強が必要な資格試験って、如何なものかと考えてしまう。
それをわかっているからこそ、社員が資格を取りたいというので甘くすると…資格取得後「助成金でるんでしょ?会社は腹傷まないよね?さよなら」と辞めていってしまうケースも多々あるし…。


 誰の何のための資格? と考えてしまう。


こんなとこで潰れそうな小さな会社のオヂサンが吠えたところで なーんの足しにもならないのだが…こんなことをブツブツ考えながら、いや、そうとはいっても今年、今回が変わるはずもなく、今はこうだからしかたない!と割り切り、頑張ることにしますか。

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