今の時期。

 一昨年の木造の際に私は理解できなかったので、なっかなか遅くて…だった。



 たぶん今は
 トレースで苦しんでいる人も多いでしょ?



  こんなブログを検索して見に来る人は…
 大抵そんなもんでしょ?



  気持ちわかるぜ!w




  だって私がそうだったもんw。




 なにを苦しむのか?



 時間がかかるから。



  なら



 なぜ時間がかかるのか?を考える。



 …ガッコーでは教えないこと。


 なので…ここでシツコク書いておきます。



 作図なんて3時間で終わるものを 7~8時間もかかる。


 なーんでか。


 簡単な話。書き順が違うから。



 私も速度が上がらず、本当に苦労をして…


 ネットでいろいろと調べてみた。


 「こっちから書いた方が早い」「あぁしたほうが早い」


  壁線から…とか、開口部とか…そうゆうネタばかり。
 


 …実はそんなことよりも…


 そんなのよりも、ずーっと些細なこと。



 実際に私が早くなったのは…


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 なんちゃって。ウソウソ。





 ただ単に



 基礎がなってないだけ。


 「基礎がなってない!」なんて他人から言われたら「むっ」とくるでしょうけど…


 「極力、平行定規を動かさないようにする」というのがコツなのだが…
 これがイマイチピンとこない。だから遅い、それだけのこと。



 例として、3つの四角を書こうとする。


  □ □ □ ←こんな感じの、ね。


 イメージとしてはこうだ!!
 
①上線   ヨコ   ヨコ   ヨコ


②下線   ヨコ   ヨコ   ヨコ


 …定規を持ち…


③左線   タテ   タテ   タテ


④右線   タテ   タテ   タテ



これを 「1個目の タテヨコタテヨコ、2個目 タテヨコタテヨコ…」と、バラバラに書いていくのは時間がかかる。


 これのどこに時間がかかるのかというと
 「平行定規をスライドさせて、マス目に合わせて線を書く・定規を持ちかえる」という工程が、多ければ多い程時間がかかるのよ。


 これだけの事。


 テキストにも書いてあるのだけども、カンタンな内容だから、どうしてもサラリと流してしまう。ここが盲点。


 この重要性は、ワタクシ、ココで何度も何度も書いている。
  


 上記、「3つ四角」で例えたが…例えば壁。


 外壁 スーーっ (窓部スルー) 外壁スーーっつ (窓部スルー) 外壁…


   …平行定規スライド…


 窓のガラス面 スーっ   窓のガラス面 ス~っ


   平行定規スライド


 内壁ス~っ  …という イメージ。


 この際、窓のガラス面を、シャーペンの芯の向きでズラして1度で書いてしまうという方法。
 コレ、私、苦手なのだけども、こうゆう些細な事が 全て。
 これ、ガッコーで動画でやる。でも、さらりと淡々と動画はやるもんだから、重要性に気が付かず、「スムーズに書いてるなぁ」なんてナメて考えてしまって、ついつい流してしまう。


 もうひとつ。その動画を観ながら思う事は…

 壁と窓の事を書いたのでついでなので書くが…


 平行定規をあてていると、どこまでが壁でどこまでが窓かがわからんくなる。
 これも遅くなるポイント。
 これは後で、自分でプランニングをしてくると「この辺に窓」と、自分の図なので覚えているが、最初はどうもわかりにくい。ので、開口部は予め「止め線」の目印を大き目に書いてしまう。ガッコーでも「長めに書く」と教わるが、それでも遠慮しがちに長めのイメージを推奨する。ので結果短い。
 が、最初は自分がわかる範囲でオーバーに止め線を長く書けばヨロシ。
 講師に指摘されるだろうが、講師は指摘するのが仕事なので、いまのところ「ハイハイ」と言っておけばいい。こんなことで書き癖になることはなく後でいくらでも修正がきく。
 今の段階であれば、とにかく自分がわかりやすいように書きやすいように書く。上側に「マド」と小さく薄く書くのも良いだろう。後で消せばいいし、嘘を書いているわけではないので消さなくてもOK。


 この辺が非常に重要なのだが…
 ついつい「なんのわかってるよ!ねむてぇなぁ」と流してしまう
 これが盲点なのよ。



 例えばトレースで、出来上がった図面を バッと渡されて「ほい これ書いて」と言われた時、どこから書き始めるか、どう書いていくかでスピードは断然ちがうの。



 なので、ただトレース、書き写すだけではなく…
 作図の手順、基礎を考えて書く。

  
 あとは、流れの通り。
 というか、基本通り。1階と2階、梁伏せ図の壁線等を同時に書いていく。


 木造だと…
 壁線がどうのとか、柱をいつ書くかとか 細かい話。
 どうしてもそこに目が行ってしまうが、それは「初期の時短の話」ではない。
 それは「出来る人同士」の会話であり、上記の「基本」が重要で、かつ、全てだといって過言ではない。



ガッコーでは教えない…
 作図の遅い人…
 もうひとつの原因。


 「几帳面の人」


 キレイなモノ、正確な部位を書く…のが癖になってしまっているそんな人生。


 気持ちはわかるよ。


 私、雑だけどそうなのよw。


 これが一番困る性格で…


  経験が邪魔をします。


 でも…コレ、仕事ではないのだから…
 「とにかく勢い」で書く。


 勢いというのは「急いで雑」というニュアンスではなく「書けば書く程良い」というバランス的な考え。
 とにかく多少間違っていようとも「書いた物勝ち」の試験なのだ。
 ドアがない?窓がない?階段がない?という「重大な欠落」は別だが、多分この手の慎重派な人は、そんな間違いはなかなか起こさないので大丈夫。


 練習段階の今の時期はとにかく勢いで書く。見直しは後からじっくり見る。…このメリハリ。


 仕事を長くやっていると、物事、都度都度振り返るのが癖になってるからね。


 間違いが取返しの付かない事になる。
 …それはごもっとも。
 でも作図の「練習」段階では、取返しの付かない事は100%無い。


 ガッコーの動画でも「ココ重要ですよ?あとで取返しの付かない事になりますから」というのでビビるが、几帳面な人はそんなトコで間違わない。


 講師は「キレイな作図ですね」と褒めるだろう。
 が、時間かかってキレイなのは当然のこと。


 逆に、間違いを指摘されるのが嫌だし…
 でも、ガッコーの費用は、指摘する分の料金も含まれてると思えば…


 とにかく…書いて、書いて、書きまくって…終わらせるイメージを付けた方が良い。


 「今回は雑バージョン」と割り切り、時間を意識をした書き方もすべき。
 
 一気に書いて、チェックをまとめて最期にやれば…それもまた時短につながる。




 試験勉強的には…


 「試験迄 短期間に何枚書けるか?」が、カギとなる。
 ガッコーでは「30枚以上書け」と言われる。
 1枚最短で3時間として90時間。日々の生活で書くことだけでそれだけの時間は取りにくい上に、1枚で5時間もかかっては150時間もかかる。
 3時間で書く人との差は60時間の差と歴然。


  更に60時間差といえば…3時間の人に20枚も余計に書かれてしまっては、もはや追い付かない。


 この試験は…
 「自分との闘い」という人がいるが、NOである。
  参加者の半数以上に滑り込まなければ合格出来ない。



  また、書き終わった9割の人が「合格への採点」をされているのだ。
  つまり9割の人が書き終わっているとみなされている事になる。


 私の経験と予想では、2か月間で30枚以上書く人は だいたいクラスの1/3~1/4程度ではないかと思う(感覚的にね)。


 更に経験では
 30枚程度書けると試験で余裕が出てくる(出てきた)。
 なのでガッコーも30枚以上書け というのだろう。


 でも30枚まで書かなくても合格は出来る。
 たぶんだが、滑り込みセーフ位の人、今まで書けなかったけど受かった!的な人は1枚当たりの時間は別としても、15~20枚前後じゃないかと思う。


 つまり、合格したいなら…
 試験迄20枚以上は必須となると…私は何の根拠もないけど予想。


 となると


 遅いのに、今の時期でもトレースで1枚で7時間も8時間も費やすのは時間の無駄!


 経験には無駄はないのだが、でも、時間の無駄というのはある。
 早い段階、トレースをやる前あたりから、基礎をしっかりつけておき、トレースに時間をかけない 最初はわかんなくても勢いで書くというのが、合格のコツではないかと考える。


 なので、とにかく書く…精神論的な…
 今の段階ならば間違っていてもいい。完成したと思った後、手直しできる。


 あとで「手直しが効かないポイント」を学べばいい。
 手直しが効かないポイント…図面上の建物の位置とか、部位同士の干渉とか?。
 でもそんなの、今の時期ならば書き直しをせずに、続けてドンドン書いちゃうべき。
 次で注意すればいい。枚数を書いていれば「慣れ」の物。


 ガッコーに行かない独学でも…
 後で見返せば、図面なんて常識的にわかる。
 この業界にいれば余計である。
 ドア、廊下、階段、窓…業界に携わっていれば常識的な事ばかりだ。
 些細な表現については、極端に言えば伝わればいい。
 個人住宅関係の仕事をしている人は、普段目にすることを書けば良い。


 私なんて主に工業系だったから苦しかった。
 たぶん、渋々ガッコーに来ているOLさんレベル。
 それ位違うので、遅い人の気持ちがよくわかる。


 ガッコーの講師は仕事上、ついつい些細な表現を指摘するが、それが正解ではなく、あくまでもアドバイス。とにかく書いて、後に修正すればいい。その程度の気楽さでいけばいい。


 なので…トレースは…
 今の時期のトレースも、スキャンするかのように端から書くのではなく、実践同様に、書き順を考えて書く。実践がわからなければ、手順を意識して書くだけでも断然早くなる。


 お手本をバッと見て… まず、駐車場や門扉あたりの位置から、建物の位置関係を確認しつつ…建物の外枠をササッと下書き気分で、1階平面図で位置関係を「基準」とし、2階と梁伏図をさササッと下書きで写し…という具合で進めていく。イチイチお手本を見るのも時間がかかるものだから、部位をわけてイメージして書く。壁、窓、開口部の関係、
子供部屋ならば机とベッド。LDKならばソファー。家具なんかは猿まねしなくてよい。位置関係に気を付ける程度で、そんなに難しいことではなく、トレース段階でここでひっかかるのは時間の無駄。パターンを決めたアバウトでいい。


 ガッコーではその「アバウト」を「この辺をきをつけましょね」程度に教えてくれる。
 家具ではソファーが邪魔で窓の外に行けない、とか、ソファーの数がお題の人数と違うとか…その程度。「こう書け」という決めたものではないので、だいたい合っていればOKなモノばかり。書いたものを指摘されるのを嫌うのではなく、指摘された事を「こう見えるのか」と考えればいい。


 外構なんてあくまでもイメージなのだから、最悪書けなくてもOK。
 とにかく建物を書けるようにしておかねば試験にならない。



 ここでズルを思い立つ。


 ネットに浮遊している「裏技的に、別に駐車スペースの車を書かなくてもいいのではないか」とか、横着の部類。
 
それは試験会場で最悪の事態での判断であり、今考えるべきことではない。
 私も散々逃げ口上を考えたが、でも、そんなことしなくとも、考えたり調べたりしなくとも、
真面目にやってりゃいつのまにか書けるようになるから大丈夫。


 採点の際、なきゃないで逆に違和感で目立つから、周囲に合わせ書いた方がヨロシ。


 なので裏技は無い、不要だと考えた方が良い。


 裏技を探してる方が時間の無駄。




 私の過去を振り返ると…
 去年の今の時期で私で作図が3時間チョイのようだ。
 一昨年は最悪なので…振り返らないw。


 ここからは時間を詰めにくくなってくるのだが…自分のプランした図を何度も書いていくと、形状が頭に入って、ある程度パターン化して覚えちゃって、作図の際に先が読めてきて、時短となる。


 これがガッコーの言う、30枚以上書く必要性 だろう。


 去年の今頃、ガッコーでは既にプランを教えているようで。
 ガッコーの宿題だけをやればいいという話ではなく。
 同時に作図のトレーニングも、いや トレーニング「が!」必要だということ。


 学科では、同じ課題でも 予習・宿題・復習が大切だが、製図は、プランニングと作図の2本立てであり、作図出来なきゃ意味がないので、とにかく作図練習も必要。


 「夏休みあるから?」 …大丈夫。絶対やらんからw。


  だったら平日の今、夜少しずつでもやって夏休みは多少遊んだほうがいいじゃん。


  毎日やらんと、手さばきが早くならんもんよ。





 プランニングの方もついでに書こうと思うのだが…


 私、尺貫法が苦手。というか仕事柄一切使わない。
 なので、尺とか坪とか、わけわかんない方法で一昨年教わったので、全くわからぬが…でもRCでも木造でも一緒なので、ちょっと書いてみる。


 まず 重要なのがゾーニング。



 問題用紙の敷地を眺める。


 東西南北の道路の向きの違い。


 どっから入るか? 駐車場の指定は何台か?(おおよそ2台、いやソロソロ3台もあるかな?)をチラチラと考えつつ、要求をよく読む。


 要求をよく読むということで、マーカーの色分けが必要。
 去年・一昨年も居たが「単色でいいじゃん」という人が必ずいる。


 が、単色でのマーキングするのは間違い。



 よく読み、落とさないという事で、色分けが優れている。
 注意すべきこと、要求されていること 等を色分けするのよ。



 何が何色でも構わない。
 項目ごとに色分けをしてマーキング。


 色分けすると、自然と印象深く目に入ってくる。



 全てを読む…という事は、「計画の要点のお題」も読むという事。
 ここをついつい読まなかった私だが、ここでイメージしていた計画がひっくり返ってしまう事もある。
 ので、最初に隅々読むという事はこうゆう事。


 読むのがメンドクサイ…のは皆同じだが、どこかにヒントが隠れているもので。
 課題に対し、二度同じ内容が出てきたら「要チェック」。


 あとは大抵同じこと。


 要求をよく読み、理解をすれば、答えが出たのと同じ。
 難しい話ではない。よくよく考えてみると、要求通りに書けばいい試験。
 そんなに難しい話ではない。




 今年はどうやって教えるのだろう。
 たぶん要求室の数値等を書き出し、要求の無い部屋に関しては仮説で数値を出し、足して割り出していくのでしょうな。1階2階で割り出して… 要求の床面積の平均値あたりを目指しておく。あくまでも数字は「目標」なので、「答え」ではない。
 床面積と部屋の要求を見比べて…


 問題用紙の敷地の配置をチェック。


 イメージとしては、まず駐車場の配置。何台、どこにするか ぼんやりと。
 2台設定なのに1台ずつ分けて置くのもやってやれないことはないけども、絵ヅラとして苦しくなるので2台ならば2台セットで。駐車場の近くに玄関も欲しいわね…自転車置き場もか? そうなると最近流行りのスロープも…と、なんとなくイメージ。
 北側道路以外は、住居付なので、北側ベッタリ。屋根の軒最低455mm程でるので、910+ 455で北側から1365mm離して考える。
 北側道路ならば、駐車場を北側に置き、玄関もね!でも南側は広く取りたいな…と、ぼんやりイメージする。


 逆説的に言えば…これで建物の形状は見えてくる。
 住宅なので南東を広い庭スペースをとり、北側に余計なスペースがない。
 北側道路ならば、駐車場、玄関、自転車置き場、スロープ…というモノで密集した上で、南東は広くなるという形状になりがち。建物は大抵「北西寄り」のイメージとなる。


 その他の東・南・西側に道路がある場合は…駐車スペースの位置で建物の形状がガラリと変わってしまう。建物よりも北方向に駐車スペースを置くと、何かと苦しくなる場合が多い…が、あまり深く考えずに、イメージをしたまま、ぼんやりとしたままで次に進む。



 ぼんやりとしたまま…


 メインとなる要求室の数々。部屋に容量指定があっても、その数字以上ならばOKと考える。テキスト等で数字で書いてあるが、だいたいの大きさとイメージを掴んでおく。数字で覚えるのではなく、アバウトの大きさでOK。数字だとデジタル感覚で決めつけてしまいがちだが、モヤモヤっとした雰囲気で。答えを先に出さないもったいぶった感覚。


 数字に捉われず、答えを決めつけず。


 水回りは大抵「北・西」で。住居部の居間や部屋等は南東エリア。


 LDKは南・東推し。
 子供部屋は南東推しだが、LDK程方位が重要ではない。

 寝室は更に更に南東である重要性はない。寝るだけだもん北でもOK。


 これだけで殆ど位置関係見えてくる。
 問題による位置関係は、「行き来」「隣接」というリンク関係は重要事項。
 でもこれが「ヒント」や「答え」につながる重要なファクター。



 今回厄介なのは、事務所をどこに配置するかかな。
 でもこれも…既にアクセスのよい道路沿いになるでしょ。
 住居部ではないので、採光(方位)もさほどキニシナイのでパターンは決まってくる。


 水回りは、実務のように配管・排水の事まで考えなくてヨロシ。
 ただ、上下また左右揃えてやったほうが見た目はカッコいいし、実務的なので揃えておくと、レイアウトがしやすい(というか 模範解答に近くなる)。



 これで ゾーニングは出来てくる。
 どこに何を配置するか…モヤモヤッと決まってきて、尚且つ、1階の平面図で配置が決まってくると、大よそ「先」「建物の形」が見えてくる。


 が、問題なのが「廊下」である。
 一昨年疑問に思っていた1間廊下。

 1.8M幅の廊下である。


 一昨年ガッコーで「4間パターン」と教わった。


 去年の講師も「2階は4間は決めやすいが…」と言っていたが…その考え方は否定。
 一昨年のは、なんの脈略もない意味もない教え方だった。



 建物のエリアを分けて考えていくと…


 北から、1間程の水回りエリア、廊下、2間程居間エリアと漠然にアタリをつける。 
 この際廊下を1間幅と決めつけず、1365mm幅以上、つまりマス3つ分あれば 車椅子等の1200mm以上という有効幅が取れるし、居間エリアにも付け足す事が出来る「自由度」が出る。



 廊下の「1間決めつけ」という教え方が一昨年相当苦しんだ。


 そもそもイマドキ1間の廊下なんて広すぎだもん。


 そう考えると木造のプランも割と簡単だ。
 乱暴な書き方をすれば、北側部は1間程水回りと決まり…
 廊下を挟んで居室となる。



 裏返していうと。
 木造のばやい通し柱なので、2階からやっていくとわかりやすい。
 漠然と南側にLDKを配置をし、要求室を足す。後に水回りを足せばいい。
 水回りは階段と納戸等も含まれるが、この時点では漠然とした上で更に漠然とした配置。すると廊下幅がなんとなく見えてくる。
 「2Fの廊下幅 ≒ 1Fの廊下幅」のイメージ。


 そこで1階に降りてきて、配置をする。
 階段の位置が結構重要なので、むしろ階段の位置は自由度をもたせる。
 一昨年、ガッコーは1間x1間階段しか教えなかったが、階段と廊下幅の関係は、うまくすると居室の配置の自由度がグッと広がる。
 階段は配置・形状とも重要なもので…
 階段形状のレパートリーがある(複数形状を書けると)とプランの難易度はグッと下がるという事になる。一昨年の試験の事もあるので、ガッコーでも複数の階段を書かせるでしょね。最低、1間×1間、1間×1.5間階段の2つ位は書けるようにしときましょ。


  で…


 1~2階を行ったり来たりして揃えていく。


 ここんとこ何年かの問題を見ると…住居部のパターンが見えてくる。
 LDKを広く取る傾向で、子供室、寝室が5~6畳。納戸やウォークインクロゼットが2畳程度。
 もちろん要求がなければ子供室は4.5畳でも8畳でもかまわない。


 吹抜けも書いておきましょうね。吹抜けと床面積の関係はセットなのでクセを付けて。
 最近は「スタディコーナー」みたいなのも書かせる流れ。試験で出たのだろうか?


 今回はたぶん、1FにLDKを置くか、2FにLDKを配置し、要求に足りない分を1Fの住居エリアにもっていくか という感じじゃないかと思われる。


 なんとなくだが…
 「1Fの仕事エリアを広く取る要求」という問題で惑わされそう。
  建物のハコを決めつけず、また、柱の位置をうまく利用しながら、広い空間を取る…という流れになりそうな…そんな気もする。



 
 プランニングでの勉強だが…


 同じ問題でたくさんの模範解答を見るのがいい。


 一昨年、どうゆうわけか複数の模範解答を見せてもらえなかった。
 ガッコーはそうゆうとこだと思っていたのだが、講師が意図的に見せなかった様子。


 去年はたくさん見た。


 一昨年の際も「作図した人の数だけ パターンがある」と言っていたが、実際には2~3パターン程度だった。(細かい位置の代替の効くものを除く)
 しかも駐車場等の向きで建物のパターンが決まってしまっていた。


 これじゃ他のパターンを見る意味がなく…


 去年は建物の大きさから違うので、いろんな人がいろんな図面を書いていて。
 他人のを見るのは非常に勉強になった。


 ガッコーに行ったら、他人のをチラ見でも結構。
 話しかけて、見せてもらうのもなお結構。
 とにかく他人はどう考えたかも非常に勉強になる。


 
 んま…


 プランニングにも言えるのですが…


 数をこなすこと。


 模範解答をたくさん見る事…


 というのが重要ではないでしょうか。


 これから夏休みを控え…


 だるい、休みたいのは誰でも一緒です。


 が、1日、1分でも人より多くやらんと 後に絶対おいつかなくなりますよ。


 なんでかって…この試験を受ける人、みんな同じだから。


 みんな同じなら、やらなくてもいいじゃん…となるでしょうけど…


 周囲を観ていると自分の方が劣ってる気がして、焦るんですよね。


 その焦りが大敵。

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