試験内容を見てみた
気が付けばもう11月か。
とっくのとぉに試験は終わってましたね…
お疲れ様でした。
というか参考にされた方いらっしゃったでしょうかw
まぁいいけどw。
まぁ独りごとですよ。
おぢさんちは…
赤ちゃんが生まれて、入院だのなんだの、仕事だのと、セコカンの申し込みをすっかり忘れてしまいましたが…まぁまた来年やりましょってことで。
製図の方が面白いんだよなぁ…
そもそも全くやる気でないしw。
…さて。
それはともかく…
二級ケンチクシーの試験内容を見てみました。
やらしいとこに既存樹木があった試験だったのですね。
この辺はたぶん、日〇ならば事前課題で出たのではないかと思いますが、ここまでやらしいとこなのは見たことがなく。どこか違うとこの演習課題にあったような…そんな覚えがありますが…木造の過去問だろうか?。
でも。
「やらしいとこ=ヒント」なので…
自然と建物の形状が見えてくる。
樹木付近には建物はNG。
1F平面図で最低910mmは逃げておく。
これは平面図上の話で、立面だと屋根の軒先が455mm出るので、平面図で910mm逃げると、455mmしか逃げてないという考え方。
「 敷地内の既存樹木を活かした外構計画」
とのことなので…建物が逃げてるだけじゃ活かせてない。
活かせるアイテムというのは「屋外テラス」。要求にあるから、コレにからめる。
屋外テラスと居間は「行き来」条件なので、この時点で漠然と「1F住居部は東・仕事部は西と見えてくる。
しかしまぁ、樹木前の道路側のスペースがあいちゃうので、そこに「駐車場」…とトントンっと決まってくる…のがコレのヒント。
「駐車場2台をどう決めるか」これが実はネックとなってくる。
いや…実は大抵ここで振り回されるものですがw。
来客用の駐車場と仕事と、玄関の距離が多少厄介だったかもしれませんなぁ。
建物の方は…適宜が多いので自由度がありますが、でも、「決めてくれないとワカンナイ」という人も多かったはず。よーく見てみると…それはそれで難しいのかな…なんて思います。
演習課題の数をこなした人勝ちですね。
で、外構で厄介な…
駐車場と玄関の位置関係
スロープの定義
が、ちょっと…「日〇派での解釈」というか、私が学んだ記憶だと「難しくさせてしまった」かもしれません。
今年は他はどう教えたかは知りませんが…
「駐車場の位置が、玄関まで遠い」と考えてしまうと…まとまらず…
「スロープ」という「役物」としての概念を決めつけてしまうと、2つの玄関の場合、スロープの位置で惑わされてしまい、決まりにくくなるのです。
これは、日〇の総評にも…
「既存樹木の位置により、建築物及び駐車スペース等の配置計画が難しくなり課題の難易度が高まりました」
と、書かれております。
日〇でも樹木を利用した屋外テラスは何度かやってるはずですので(私はやった)そもそもこれが原因ではなく「相対的な配置の問題」を示します。樹木の位置が決められてしまっていたので駐車場が決まってしまう。となると、仕事用玄関と駐車場とが離れてしまう。更に1つのスロープで、仕事用・住宅用の玄関を明確に二分するのは難しい。
と書いたけど…
後で聞けばこれ「駐車場=5460で」というパターンが覆されたって話だそう。
私、RCで狭小外構書いてたので「5.5M位がいいけど、5M以上で」という感覚だったので気が付かなかった…のは別項で。
別に私は解く立場ではないので「他のガッコーのはどう解釈しているのかなぁ」と思ったら、住宅部、仕事部の通路自体をスロープにしちゃってるんですね。
これ、前講師の場合は「ダメ」とされておりました。
後の講師も「スロープは別体基本、不自然ならスロープ通路も有」という考え方でしたが、基本「別」推奨でした。「項目として書いてあるからあえて書いて」そうゆう解釈。
しかし他所は「別に書いてあればいいんでね」という簡単な考え方なようで、これがOKならば、玄関の位置に自由度が増しますので、考えもスッキリまとまりやすいはず。
たぶん日〇も「難しい」という言葉を使用しておりますので、その辺の「概念の違い」を認めてらっさると思います。
一般家庭の玄関に、金をかけて今使いもしないスロープをあえて設置する事自体、不自然でした。どこのガッコーもスロープと指定されればあえて別物で書かせていたので、この辺の考えも来年以降変わっていく事でしょう。
この辺が柔軟に考えられれば…外構もさほど難しくないのですが…。
…というか、このような「案配」がこの試験を難しくさせちゃってるのも事実で。
とはいえ…
駐車場を東西に二分し、スロープを2個設定をすることも決して無理なことではないようです。(やってみた)
建物の方の容量が問題のような気がするけど…
その関係でか、個々の要求室の容量は「適宜」なので、小さいながらもうまくハメることができる…のは後で。