合否結果

 最期となりました。


 学校関連。


 まず…合否結果の連絡が…ありませんでした^-^;


 「あー もうやめるっていうとこんな対応なのかw」と思ってたところ、反省会に来いと?。ほー?筋違いもいいとこじゃないの?と思って返事したら「グループラインで送った、退室されてたんですね」と。公式ではないと思ったから整理したけども、それだって「〇〇が退室しました」と出るわけだし…めんどくせー。


 これ、この支校の体質。事務のおねいさんにすべてぶん投げてる感じ。
 あ、女性蔑視ではありません。仕事的にね。


 で。合格率は10/22 DE 過半数以下って…コレ詐欺。
 そもそも最初から数名「来ない・来れないかも」というのがいて、結果全然来なかった。
 そりゃ学校側は学費引っ張れたからいいかもだけど、コッチとしたら…ポイント悪し。
 …ひどい話よ…これも今回呆れてる理由の一つ。


 もう一つは、全く建築に携わったこともない人の受験。もちろん本人は頑張ったから学科は受かったのであろうけども、そんな人に作図を教えるだなんて、どんだけシンドイことか。最初は「ワカラナイワカラナイ」と営業担当にクレームを入れ、それからクレームが入り、おかしいなと思ったらそんなんかい!!それをぶっこんで来た営業担当が笑ってる…という「ふざけんな」企画。
 あぁコチトラもちろん受からせたさ…いやそれは本人の努力だったけどね。
 …営業担当はいいよ。そりゃ成績になったかもしれないけど。
 俺らどうなのよ?今年は持ち帰りの採点とかあったりして、時間外労働で…話にならんわ。



 もう一つ。
 合格者の中に、特筆すべき方が!
 Tちゃん。
 ちゃんと受講はするのだけど、申し訳ないけどもどこか抜けてる。
 宿題をやってこない、約束を守らないので訊ねたら「頭が痛かった」とかいうので強く叱った。終盤になると講師はTちゃんに「受からない」とレッテルを貼った。
 私としては誰だって受験の権利はあると思うし…むしろ講師が「行ける」と言った受講生に対し疑問を感じていた。そんなTちゃんに対し「受かりたければ我武者羅にヤレ!」と命令口調で言った。Tちゃんは守って来なかった。このTちゃんというのはどこか度胸がすわっていて、マイペースで人の話を聞かない。最終日は女性と話すことで夢中になっていた。大丈夫かなぁと思ったが…


 試験日。終了後にTちゃんを見かけたという人は「スッキリした顔をしていたので憎たらしく思ったw」と言っていたのだけども…。


 そのTちゃんが合格していたのである。


 私としては…正直、講師に対し「してやったり」な気分で。


 講師…について 勿論、この学校を離れれば強く言える立場である私なのだけども。
 その上で書くが、この講師は本当に「見る目が無い」。
 今回「この人は大丈夫」と言った人の殆どが落ちた。


 前にも書いたかもしれないが、今回の一連の講義で気が付いたが、この講師のオナニーシ〇ウ だったと言える。


 この講師、受講生とは同世代なせいか、やたらとマウントを取りたがるところがある。
 たぶん、普段は小学生あたりに数学を教えており、教えることに対しては上手なハズなのだが、子供からしてみれば講師は大人なのでそこで「力の差」がハッキリしている。この講師も普段は「設計屋」なのだから、それはそれで「先生」として十分なのだが、たぶん彼なりの臆病な性格のせいか、普段から「ぬかりがない授業」を目指しており、台本的なものまで作ってきている。私は「そこまでする必要がない」と思うが、まぁ最初のころは彼のアシスタントのつもりだったが、だんだんとエスカレートしていく上で「ついていけない」と感じた。本業そっちのけでやっているのだろう。私も資料作成等を自宅で行っていたが、今年は別で仕事をしていたため、これ以上時間をさけないと思ったし、意見をしても通らなかったので「ハイハイ、好きにやったら?」というスタンスとなっていった。


今回、落ちた人…というか、ちゃんとやってる風でダメだった人というのは、皆「講師に答えを質問している人」だった。講師は質問をされた際、その答えと講師自信の捻った答えを用意し、それで受講生からマウントを取るのと、「せんせーすごーい」という感じとなっていった。それを私は「おなぬーしょうだなぁ」と冷ややかな目で見ていた。結局のとこ答えを質問され答えを教えているだけ。それを講師に指摘したら「質問されるだけマシ」という。「いやいやそうじゃないんだよ、テキストを見るのがめんどくせーからオマエに聞いてるだけじゃねーか」と思っていたのだが…それを言ったらかわいそうなので黙ってた。


こんな調子なので、答えを質問していた人達は、特に現場で「書けなかった」という。
いつもわからないと講師に聞けばいい、答えを聞けばいいとしているので、現場で通用しないのだ。アタリマエだわな。


私が教えていた人は最初から「好きに書け」「おりこうさんな図面はいらない、自分の頭で考えたのを書け」と言っていた。その一人が、試験直前には1年生ながらもトップクラスになった受講生であり、また「Tちゃん」でもあった。


講師は終盤の模試ではTちゃんをけちょんけちょんに採点した。
この講師という人は、相手が弱いと思ったらトコトン追い詰める壁があるようだった。


「ヤリスギだろが…」と思っていたのだが…


Tちゃんがやってくれた。
証明をしてくれたのだ。


とはいえ…
この講師を問い詰めたところで…ワタシ主導でやれるわけではなく…
結局私自身何をしたいのだろう?と考えた。
ダメをダメだと言ったところで…結局のとこ代わりがないんだよ。
「じゃぁオマエヤレ」と言われたって…私は二級だし。
この学校とたかだかこの賃金で1年間講師として飯を食っていけるわけもなく。


 だったら文句言わずに去ればヨロシ。


 ということで去ることにしたワタクシなのである。


 でもって講師の反省会も…別に賃金が出るわけでなし…
 飲めるわけでもないし、面白いわけもなさそう。
 行く気ゼロ。そもそも今の仕事も反省会開始時間に行くのは無理なので、断ったら、やる気のない事務局だものすんなり通った。


 
 結局ねー


 詰め込み過ぎなのよ。


 でもって学校本体は迷走しすぎ。


 一貫性のない課題や教材で、ハードルを高くして失速しているのは学校の方かもしれない。


 ま、ご意見無用なので、この辺で。



 しかし、Tちゃん やったなぁ…


 Tちゃん フォーエバーwwww

やめました

 
 ウチのお嫁ちゃんいわく…「最近のパパは生き生きしている」と。


 確かにそうかもしれない。


 いろんな呪縛から解かれ、ずっと後回しにしてきた「好きだった事」をし始めた。


  
 先日、資格校から「交通費を振り込みました」という通知がきた。
 
 講師として通った分。
 
 引っ越す前の住所。交通費が間違ってる…w まぁいいけど。


 それプラス解放教室の時給らしい。


 お嫁ちゃんに訊ねた。「わたしゃ結局いくらもらったの?」と。


 金額なんてどうでもいいんだ。


 好きなこと、副業で、やれたらそれでいい。
 
 
 しかし…
 
 「見返り」が少なすぎる。金額じゃなくって心のね。
 
 やりがいが全く感じられないの。


 成功報酬というのもあるのだけど…実質見込めない。
 
 それって僕らのせいなのかな? 
 
 教え方も…まさか、講師を差し置いて「こう教えるべき」なんていえないし。


 「それでいい」のならば、この先何年もソレで行けばいいのさ。
 
 私はこの辺で…と、特に不平不満も言わず、この先もなにも関わること自体、辞退させていただいた。


 
  考えるとこがあり…
 
  建築業から離れたいと思ってます。


  なので資格試験もこの辺でおしまい。

2021二級ケンチクシー製図を振り返る

 書き忘れておりましたが、今年もオファーがありました。


 今年は私自身の状況がガラッと変わり…
 そんな中、外仕事をしながらぁの、学校講師だったため、結構時間的に辛いものもありました。



 さて。


 今年のサプライズはどんなんだろう?と思っておりましたが、勾配の土地だったそうですね。「あらそうなの」講師内でサプライズとして想定した中にはありませんでした。1級でも出ないような内容だそうです。


 でもまぁ「敷地全体を均してはならない」とあり、500mmという言葉に一見びびりますが、よくよく考えれば所詮20mで50cmです。ブロックなら基礎をあわせて2段程度。
土地の中央で見て10mで±25cm。アタリマエですがブロックなら基礎を合わせて1段。
 …こんな土地どこにでもあると思うし…むしろ普通。


 「全体を均してはならない」(一部ならいい)が日本語の問題だと荒れたようですが、そうかな?昔で言えば一休さんのトンチですなw。
  これは自己判断の問題であり、自己判断できない方が問題で…は、後で。
 


いつも書いてる「1/15のスロープ」で、10cmあがるのに150cm。
10mで66cm… これの応用。


 建物の形状を考える。
 どうせ歯医者は南からアプローチで住宅部は側面を利用して横っちょからのアプローチ。
  
 建築可能範囲を考えるに、駐車場が道路から奥行6m。このあたりで玄関ポーチを作るのであれば、1mで2.5cmなので、うまくすると5m付近でプラス100となるので、ヘタすりゃ歯科の方はスロープは要らないレベルか?。
 …いやまてよ、ここでスロープ無しでの表現方法の方がむしろ難しいか?。
 だったらいっそのこと、駐車場から玄関までは±ゼロで均してしまい、それ以降北側はレベルはそのまま利用をする。
 建物内のFLより外構が高くなるが、そんなの建物周囲を若干低くし、U字溝でも入れ、その周囲は既存のレベルで、ブロックでも積めばいいじゃん。花壇でも置けばいい。それは平面図で表現をすればヨロシ…と簡単に考えた。



 で。


 「敷地全体を均してはならない」


  全体じゃなきゃいいんだろ?
  
  他にも北側の一部は手を付けず、そこをレベル500mmとして擁壁をつくり、ずどん!と周囲は下げても理屈は同じ。っていうか、そもそもこの図面で書かせる建物って、基礎を作る際に余掘りがあるから殆ど掘削しちゃうと思うけどなぁ…


 


  いつも書いてるじゃん。
 「〇〇はコーナーにしてもよい」となればフリ。
  それに従って(ヒントにして)コーナーにした方がラクだということ。
  「1室にまとめてもよい」も同じフリ。
  その延長で「全体を均してはいけない」となれば、一瞬「全体?」と悩むけども少し考えたら「一部を残してガッツリ均せばいいんだろ」となる…かと。




が、これに引っかかってしまった人が多すぎたとのことで、逆にサプライズでした。


 そして未完成が多かったとのこと。


 …ありえんだろ


 サプライズにつられるより、サプライズを無視してでも減点覚悟で完成させてきて!と言ったのですが…



 うん、やっぱり、人の話を全然聞いてないんだな…と。



 わたくし、決して嫌われてる講師でもなさそうなんだけど…


 講師の話なんて殆どきいてないわけで。
 なので資料を作っても…結局見ないわけでさ。
 虚しさばかりが残る結果に。





 ただ…どうだろう?
 以前から気になってた。

 主になる講師(私ではない)の「出来」はいいはずなのに…なぜ、合格率が低いのか。


 今年に入り、わかった気がする。


 結局のとこ、どうも受講生は
 答えを講師に質問し、その時その場をやり過ごしている」だけ。


 それに気が付いて、7~8割のアシスト迄とするのだけども、結局のとこ巡回すると主になる講師に質問をし、回答をしている。
 主になる講師は講師で、受講生の至らぬところを「こうすればいい」
 「わーせんせいすごい」と…
 ぶっちゃけ講師の自己満足ショー。(;・∀・)


 設計屋としての自分の知識で受講生からマウントを取ろうとしているだけで、受講生が作ってきた作図を、「もっとこうがいい」「あぁがいい」と採点するものだから、受講生本人はダメなんだとゲンナリ。「…そんな採点しなくていいんでね?」とサメザメ。
 しまいには見えもしない(立面図を書かない面)部位の部屋の採光まで気にしだしてしまい書けなくなる。
 


 「どんなことでもいいから質問してきてください」と言うもんだから、テキストも見ないで聞けばいい。
 テキストを見ないからとまとめ資料を作れば、その資料も見ない。
 資料をカラーで作ってくれば、事務局はコスト削減なのか、赤黒印刷ってダッセーー
  余計見ないヨ!!


  去年は会社の複合機で用意したし、去年の担当者は気遣ってくれてカラーだったけども、今年は赤黒に無理やり変換w。だったらモノにしろよ…というかさ。


 受講生から大枚払わせ、
 我々講師にタダで資料を作らせ、労いの言葉もなく、こんなところでケチんなや。
 
  「こんなんでいいのかい?」と、ずーっと思ってた。


   …まぁいいんだろうけどさ。


  教材も、模範解答の一貫性のなさ。
  所詮、どれが正解でもなんでもないのに、間違ってる部分も多い。本部から講師宛へたまーに間違いの連絡がくるけども、それだって稀。
 また講師もそれを受講生にきちんと伝えないから、結局混乱が混乱を招き、受講生が失速していく…



  あぁ、もちろん。
  男が一度請けた仕事だよ。 
  
   不平不満を言わず、100%以上の力を出してきた。


     が…


  一生懸命やって、終わって一言。


  うん。なんだかすごく疲れ、ツマラナく感じた。



 受講生的には…


 大変申し訳ないのですが…毎年落ちて早数年…とか…
 「ここに通って20年選手」という方を初めてみました。実は結構いるそうで。
 私が拝見したことあったのはバリバリ通って二級5年選手。
 その上が二級7年選手かな。費用の問題で結果web講習となり、そのうち見かけなくなる…とか。話には聞いていたけども1級10年選手は他校にいるそうで、ウチの講師が受講生のころにもいたらしいとか。


 そして今回の20年選手。1級の学科が受かってしまうので逆にタチが悪く。
 「いい加減資格を」という事でダブル受験し、2級に来たとか。
 学力が無いとかじゃなく、むしろ頭が良さそうな天才肌。


 けど、落ちる理由…を改善しないと、毎年同じじゃダメなんじゃないの?
 「忙しい」という言葉で片づけてはダメ。
 例えば、製図なら、書き方もそうだし、勉強方法もそう。


 普段とは違う、学校に通うキャラになるとか、資格勉強の時だけのキャラとか。
 とにかく自分自身が変わらなきゃどうにもならない。
 そのまんまじゃ毎年同じループと思うけど…


 …そんな受講生が吹き溜ってきた。


 今年は2年生エースという立場の人がゼロで、1年生がクラスをけん引していったのに驚いた。
 1年生、1名は大卒の人…であったけども、でも、話を聞くとむしろ製図は苦手なタイプで忘れていることは多い…と。だからよかったのかもしれない。素直に吸い込みが良く、学校で推奨するような図面をスラスラかけた。


 もう一名は、経験年数「だけ」の人。
 それすらも危うい女性で建築現場の知識はほぼゼロ。この人は図面の図の字も知らないようなレベルだったけども、自らの勉強方法を知っていて…あっという間に書けるようになり、この2名がチョッ早エース級。でもって2年生が「あの女性すげーよね」ってオマエが言うなし…


 
 今年の合格率はどうだろう?!


 なんて…


 試験が終わっても…


 講師も宿題があってね。


 これの意味がわからんのだが。


 しかたないので本試の問題をプラン図にする。


 それを9月末までにもってこいというのよ。


 めんどくせー


 まぁ書いていたけども、仕事だの釣りだの家庭サービスだのと、講師が終わってからのフォローが大変なのよw。


 で、届けたら…待ってくれと。


 事務局が次回の製図コースの講師をやってくれないかという話。


 冬から夏までの。で、それから夏~本誌のって具合らしい。


 ワタクシ、今はフリーランスなのでうっかり仕事があれば「喜んで」と話を聞いてしまう。断るのは後からでも出来るからね。


 で…立ち話で…と聞いてたら、そこに受講生の女性が…


 あまり話すタイプの人ではなかったけど。


 「やー!どうしたの?」と声をかけると、ちらっとみてシカト。


 営業担当が「今後のカンファレンスですよ」とのことだった。


 へーー。


 で、そのままシカトして帰っていった。


 …ワタクシ、シカトされる立場なんだなぁ。


 多分この女性は合格でしょうけど、その後学校はどうするかとガッチリつかんでおきたいのかなんなのか「営業のために呼んだ」のでしょう。


 私も経験がありますが、これが非常に良くない。
 営業マンは足を使うべきだ。が、この学校の営業は、学校という名に甘えすぎている。


 上記に書いた「ちょっぱやの1年生」は、最初は建築もなにもわからないところから始まった。もちろん本人の努力もあるが、営業担当が客として引っ張ってきて、教室にほぉりこんできて、手を焼いたのは我々だ。営業担当は手柄になるだろうが、我々はどんなに嫌な思いをしたか…。


 シカトして帰った女性。
 「また学校かよ」「また金の話かよ」そんな顔をしていた。
 会社帰りの疲れているところを呼びつけて…そんな話か。



 …もういいかなぁ。


 1週間考えた。


 娘のため家族のために、また自分自身フリーランスとして動き始めたばかりなのだから、なんだってやるべきだ。


 …しかし…


 これをやって、大した賃金にもならないのに、自分のため、受講生のために勉強をし、資料を作って…これが生業になっているのならわかる。例えば主の講師や、他の講師もそう。副業としてもってこいだろう。1級や2級、学科や製図を組み合わせたら…飯も食えるのかもしれんが…1シーズンだけじゃ…うーん。 …ワタクシ、建築からもう離れたい。


 もし今年受けたとして…も、来年はやってないだろう。
 そこに折り合いをつけるのが「自分自身楽しいかどうか」であるのだけど…
 …それも…今年は「疲れた」の一言。


 うん。やーめた。
 


 ということで、やめましょ。