学科の本試迄もう少しですなぁ…
去年ダメだった方々は「追い込みコース」として合流しているらしくて様々だそう。
その中でコツコツやっている人はやっぱり伸びるし、「去年やったから」と、文字通り「追い込みだけ」の人はそれなりだそうで。
この後どう合流してくるのか…まぁ本校の方でやるんだろうから来ないんだろうな、とは思いますが…。
昨日の学校。
試験課題発表後で「初」だった。
最初に矩計でもやらされるのかと思ったら、案外それはなく。
課題についての考え方を動画で観て、その後普通に演習問題から始まった。
課題発表直後なのに、参加した受講生は3名。
私、去年独学の人、最近どこからか転校をしてきた真面目に来る人…で。
前回の宿題を出したのは、やっぱり私と去年独学の人だけで、もう一方は「時間がない」とのことだった。講師も「極力時間を作ってもらって…」とは言うのだが、本人の事なのでそれ以上の事は言えない。「来るだけマシ」というところなのかもしれない。
他人様の事はどうでもいいのだが…それにしても他の人は今回の課題発表後のガッコーの重要性は考えないのだろうか? 私なんて「どんなのが出るのか」とか、「どんなのを勉強すればいいか」と楽しみにしていたのに…総合□なんて、摸試よ?摸試。何をやるのかは不明だけども、でも他所はそれだけ気合いが入ってるというところ。
最近ガッコーの重要性を身に染みて感じるようになってきた。
やっぱりココんちは無駄がない。
頭のイイ、エライ人達が、あーじゃのこーじゃの言って集まり、課題を作っていて。
ところが、ちょっと「高度」になってしまう所がある。
全国向け、大多数向け、また、ちょっと高負荷課題だったりするから致し方ないのだが、実際のガッコーの受講生のレベルとの差が生じてしまう。
その差を埋めるのが講師であり…今の講師はちゃんと埋めてくれる。
(前回の講師は全くダメだった)
なのでガッコーで「はいプランをやってください」と始めても「適宜」としている所などがどうしてもわからない所がある。例えば今回の喫茶スペースだって 1.5~2m2/人 となるのだが、25人の要求で、37.5m2~50m2と幅広い。ここの判断がつきにくい…
そこで講師はホワイトボードに板書をしてくれる。
見ても見なくても自由としているが、私はある程度やってみて、ワカラナイ所があったら見るようにしているのだが、どうも板書された値と自ら考えた値にズレがある。そこを質問したりする感じ。これはwebコース等では出来ない事であり…
また、プランを解いていると、講師がチラチラと覗きにくる。
その際に相談したり何なりもできるのだが、本コースで人数が増えたらそうゆうこともできない。
さらに講師との相性だってある。
本コースが始まれば、本校か今の分校かを選択できる事になっている。
また去年の方が良いと思う人もいるだろうけど、本コースの2か月間をどの講師に託すのかで合否は変わってくる。2年生はある意味、その選択のチャンスもあるのだし、また、講師と交流を持つ大切な時間でもあったはずなのだが…。
ガッコーの教えは意味がある。
例えば今「パーツを一通り書け」と動画では言う。
講師は「これは書いても書かなくても…」という考え方のようで、私もメンドクサイのでそうしていた。
のだが、つい最近になって「コレ、スケール感を養う為じゃないの?」と思うようになってきた。1/200と1/100、戸惑う事が多い。まぁ場数をこなせばそうでもないのだろうが…更に「パズル嵌め込み型の教え方」というのも有は有。
「メンドクサイ」「書いてる時間がない」という、頭でっかちの合理的なはずの部分が、かえって作図で遅くしている事に気が付き「さすが日〇…」と思ったのであります。
今回の演習問題は適宜が多かった。1Fの主要室が適宜なので、アタリをつけどころがない。けど、まず階段EV等が2~3Fの行方を左右するというのはわかっているので、そこからアタリを付けるために、プランは2Fから手を付けた。
それによって1Fの主要室は所詮適宜なのだからどうにでもなるって考え方。
講師は「良い考え方ですね」と言っていた。
帰りながら考えていたのだけども…
去年の木造の際、「本部はなぜか今年から2Fから書き始めるようにといっているが、私は1Fからでいいと思います」とダメな講師が言っていたのを思い出す。
私はハナっから「ガッコー本部はエライ人が寄ってたかって あーじゃのこーじゃのやってるのだから、絶対に何か意味があるはず」と思っていた。
「こうゆうことだったのかな」
…ガッコー本部は柔軟な考え方を教えたかったのかもしれない。
それはともかく…
今回の演習問題。
正直私は「あぁ…こうゆう考え方もあるのか」と、浅はかな自分を恥じた。
今回の試験課題の私の素人的予想では…
解答用紙のスペースの都合上、狭小地の3階建て…となると、前回RCの際の形状に似てしまうので、そこに部分詳細図をブッ込んできたのかと思っていた。
しかしながら演習問題は違って。
一般的に解答用紙は右手にいろいろと書く欄があるが…それを下に持って行くという斬新な考えならば、広い土地も入る。そこに3階建てを書けと。
つまり広い土地だと作図量が多くなった上に、まだ一度も書いてない部分詳細図をブッ込んできたのである。…作図量が圧倒的に多い。
「あぁ…こうゆう案件も有なのか」
…はぁ……楽させてもらえませんな^-^;;;