第三回ガッコー 日〇!本領発揮か?
土曜は夜23時迄仕事。
お客様がどうしても日曜中に仕事の図面を提出したいのだそうだ。
それになんで私が付き合うのか…謎がとけた。
担当者、CADをつかえないんだってー。
…しらんがなw。
しらんとは言えないので…私が書いてメールで送って、お客様が手書きで修正をかけ、それでまた私が訂正してメールを送る…
そんなのに時間をとられてしまってた。
その内に「そっちに行って直接その場でやった方がはやいかな」と電話の先のお客様が言い出す。「マテマテwそれは勘弁」「なんでー?」だって、来られたら相手しなきゃならないもの!
なんていいながら…土曜は23時に返事がなかなか帰ってこなかったので「もう閉店ガラガラ!」と強制的に終わりにし…
翌日、日曜日の午前中という事で時間を合わせ…3レスポンスで仕事は終わった。
つきあってらんないよぉ…もう…。
サービス仕事でここまでしなきゃなのかね…
時計をみると11時半。
ガッコーは14時半から。
時間がちょっとあるので、会社で、ガッコーの配信されたwebコースの動画を流し見する。
でもこれ、講義ギリギリ数日前とならぬと配信しないのはちょっと困る。
できれば先に進みたいのだけども…まぁいいか。
どうやら今回は前回提出した宿題の答え合わせと、次回のプランのようだ。
…でももう前回のなんてすっかり忘れてるよ…時間が経ちすぎ。
しかしwebコースの動画の作りも結構良くて…
「これじゃガッコーに行く意味ってあんのかね?」と思える程(誉め言葉)でわかりやすい。
なんだかホンキだしてきたかぁ?日〇っ?!
とはいえ私は、ガッコーには必ず行くけどね。
やっぱり製図って、ワカラナイ所とか、些細な事とか、どんどん解決していかないと先にすすまないもの。
特にこの勉強ってそうだと思う。「幅広い知識が必要」と言われるが、製図の中でも幅広い知識が必要で…ワカラナイ所をなんとなくでそのままにして流しておくと「引き出し」が増えない。
次回の課題はそれが出てこなくて…忘れちゃって、本試の時に、わからなかった「ソレ」が出てくる可能性も大なのが恐ろしい所。
…前回失敗したもんな。
原因をその場で解決してりゃ、よかったんだもんねぇ…。
ところで。
なんとなくこの日〇の製図勉強の流れが見えてきた。
この製図の勉強を個人的な主観でレベル付けするとなると…
ある程度書ける土俵にまで乗って、プラン重視となり、プランから製図が書けるようになって 位がレベル1。
更にプランの際の検討を充実させて、製図は一気に書き上げる。ここでレベル2。
更にその上もあって「時短」でレベル3。
…もっともっと上もあるだろうけど…ここまでしか知らない。
1年目で学科合格から2か月だけでは、一般的には レベル1~2の間程度。
大学などで実習でやってた人は1年目の2か月でレベル2~3程度ではないかと思う。
ということは、2年目もガッコーに通うのだから、最低でレベル2~3程度にはなっておかねば…で。
ワカラナイこと、些細なことでも、引っかかると立ち止まる。
つまり時間がかかる。
でもって、なんとなくやってると時短にはつながらない…という事。
「時短は、たくさん書いて引き出しを増やす」でもあると考えてる。
まぁワカラナイ事の質問に答えられる人がガッコーに居るというのは、やっぱり良い。
このガッコーというとこは「クダラナイ事も質問してもいい」というのも、学習方法の中にもあるんだと思う。それが受講生の「印象」につながればいいのだ。「その時の印象で覚える」というやり方もあるそうだ。
どんどん聞いて、印象付ける。
…これが重要。
なのでキチンと答えられる講師じゃないとダメなのよ。
「無いものねだり」ではなく…これは講師の人間性みたいなところもある。
大人同士だから「センセーわかんないの?」なんて突っ込み入れないけど、せめて一緒になって調べるくらいの労力は、講師もかけてほしい…と思う。
そう考えると、今の講師は優秀で。
まず自分で学んでから教えるもんなぁ。
まぁ私が散々っぱら「脅かしてる」というのもあるだろうけどなw。
気が抜けないというか…w。
ということで。
「少し早めにいって、予習でもすっか」
と、ガッコーに行って。
机に荷物を置き、昼食を食べにいって…戻ってガッコーで予習することにした。
既に次回プランの予習はかなり前の段階で終わっているのだが、もう忘れつつある。
ので、コピーは数枚あるので、もう一度やることにした。
この日の課題…本試の過去問。
陶芸家の2世帯住宅RC3階建て
どうやら階段とエレベータの関係がキーポイントになるのには事前に気が付いていた。
が、階段のサイズがどう選定していいのかがわからない。
一般的に住宅用サイズであれば、幅は900mmでも広い位、つまり、木造でいう1.8Mマスの半分、となるのだが、前回のRCの課題では商用の階段なので1.5Mと広く取っていた。これは商用だからか住宅用だから小さくていいのか、はたまた試験用だから広くすべきなのか…その辺の案配がわからない。
1Fの陶芸店・工房は指定から、サイズは予想出来、ざっくりとした配置も決まる。
店35m2 工房35m2。6x6=36m2で行くと 幅6M、奥行6m x 2となるとここで奥行12Mもなるのがツライとこだな。となると幅7mで奥行5mとすると 5+5で残りが5~6m?で15~16m。まぁまぁか。
問題は玄関の位置と階段EVの位置だニャー
ということで、7m x 15~6mと仮定をして、一度全体をさらりと予想。
3Fは親夫婦の部屋で要求も少ないので割と決まる。
ということは、ルーフガーデンがここにつきそうだ。
ルーフガーデンの「緑地の容量の指定」はあれど、「ルーフガーデン自体の容量の指定がない」所が読解力の「国語の問題」なのか。うっかり落とすとこだったぜ!
んが、2Fが決まらない。
一番厄介なのは、2Fの子供部屋。
要求が小さいからどこにでも収まるのはわかるが、木造の頃の判断からすると、子供部屋は南向きに置きたい。そもそもLDKは南沿いに置くのはいいが、これはこれで要求面積がでかいのが厄介。
もう一つは子夫婦の寝室もあるが、寝室なので北寄りでもいいハズ?。
でも、子夫婦の寝室を北側にもってっちゃうと、小さな子供部屋を南面させるのはモッタイナイ話で「子夫婦の寝室の大きさはちょっと大きめな要求なのでレイアウトしにくくなる」という悩みも出る。 …この辺の駆け引き具合がわからなかった。
もう一つわからないのが水回り。
特にトイレ類。上下階の位置的に揃えるのが一般的?木造でそう教わったような。
…で、あろうけども、どうも上下階での配置が揃いにくい。
この辺の「約束事やヒントになるものが問題分の中では無いのだろうか?」という所でひっかかってしまっていた。
何度もやってもここに行きつくので、
しょうがないので模範解答をみた。
すると、南面にお店、その裏が工房で、更に裏は住宅用の玄関まわり。
東側にアプローチをつくって北の東側に玄関をもっていく という考えなのが答えだった。
私のは、アプローチが西側。
玄関西で、階段が東になってしまうので、2Fでは玄関スペースの「北西の角に子供部屋って、良いのだろうか?」とひっかかってしまっていたのである。
根本から違うんだなぁ…
でも、なるほど。
北東居室なら、まだ許されるのか。
しかしなぁ…この発想が出てこない。
考えてみればそうか。
ついつい業者向けのアプローチということで、裏口裏路地をイメージした。
勝手口というか…三河屋さんのイメージ。
そもそも北西角に玄関というのもよろしくないのか?鬼門w?!風水?!w
いやそんなのはないけども、北西と北東と選択肢があるのであれば、そもそも住宅用のアプローチであって、業者も利用するだけなので「東」を選ぶのが宜しいのか?
多分そんなニュアンスだろう。
でもコレって、商売人、商売重視ならば、住宅用の玄関も裏口・裏路地をイメージしちゃうなぁ。仕事に生活感を出したくないしw。
あーでもそうか、この物件を買うのは「客」だし「生活感を出したくない」というのは客からの言葉で、プランを「売る」方の言葉ではないのかw。
…等とくだらんことを考えてしまうのだがw。
まぁ…我々の世代では、北だろうが、鬼門だろうが、納戸だろうが、子供がお部屋を頂けるのは相当の幸せのハズなのだが…w。
それはともかく…
木造で習った事、ヒントになるような「キッカケ」がなかなかつかめないんだよな…。
予習をしながら ブツブツとそんなことをいっていた。
そこに講師がやってきて…
そのことを尋ねてみると、やはりこの辺は柔軟性を持って良さそうだ。
居室の北東は採光さえとれればOK、北西は疑問視なので疑え。
上下階のトイレが揃わないのは下の階で「PS」で逃げろ。常識的にLDKの上にトイレ避けた方が良し。
RCはパズルではないので、要求平米数に惑わされるな
この3点の話を質問し、理解した。
「課題が出てない今の時点で、ここまで理解できれば学校の指針的には大丈夫。あとはコレで図面を書くことに慣れてもらえば…」と言われた。
…そんなもんか。
授業の時刻となった。
が、誰も来ない?
事務局の女性は「もしかして2人?!w」なんて冗談風に笑って言ったが、私は「去年の学科の時はずーっとワン・ツーでしたので慣れてます」というと「え?!ホントに?!」と言ってビックリしていた。
時間ぴったりからやや遅れ気味に「独学の人」がきた。
今日はオヂサンはお休み。
ノリのいい大工さんもお休みだそう。
講師が「宿題を出してくれた2人だけ…か」と言っていた。
…みんな宿題を出さないのかぁ…もったいない。
少し遅れ気味に、元校の水曜コースだった女性が遅刻気味で初登校してきた。
講師は挨拶をするのだが…この女性とは初対面だった様子。
学科の時ですら合わなかったようだ。
私は去年の最後の追い込みで一緒だったので知っている。
「本コースが始まったら、元校にいく予定ですか?」との講師の問いに
「えぇ…そのつもりで…」と答えていた。
初対面だもんな。どっちの講師がいいのかなんて…そのうちわかるだろけどw。
「向こうにいったら、教え方が違うかもしれませんが、私はテキスト通りに教えますので」と、講師が念を押したところにちょっと笑ってしまった。アタリマエなことなんだけどねw。
今回は動画から入るようだ。
前回の答え合わせ。
webよりもあっさりな動画をやり、模範解答が配られる。
しかし配られた模範解答…これには驚いた。
非常に細かく、添削されたかのように赤ペンが入ってる模範解答なのだ。
感動した!
欲しかったのはこうゆうのだよ!
これが非常にわかりやすかった!!
なぜこの模範解答はこう書いたのか…
エピソード的になるように、事細かく書いてある。
まるで、赤ペン先生が営業目的に書いたやつのようだw。
すげー! さすが日〇!!
やればできるじゃん!←おいw。
しばらくして…「では今回はまたプランをやります」
「問題を読んで…」
「〇〇サン?マーカーの色分けって去年習いました?」
「いいえ…ぜんぜん」
「え?どうやって習いました?」
「んー色分けは…適当にマーカーで引けと…」
私:「ほらぁーーー!俺のこと、クレーマー扱いしてっから…w」
その女性は「え?!なんのこと?」なんて顔をしていたが、講師は苦笑いしていたw。
…そんな程度なのよ。ほんと。
私は問題文は熟読していたし、予習やりまくりだったので、別項の質問をしていて…。
それからプランニングに入った。
前回の宿題の添削を返された。
多少寸法のトコに「書きオチ」があったようだが、その辺は細かいトコは「ミス」としてどうでもよく処理をされ、その他全体的な印象について話をしてくる。
椅子のサイズ、文字の大きさ…パッと見の印象点重視か。
壁ラインがヘンになってしまったとことか、よく指摘しやがるw。
これはいつまでたっても慣れないんだよなぁw。
「前回の添削指摘が改善され、よくなってますよ」とのこと。
シャーぺンの太さと濃さのバランス。
「斜体で書こうとおもったんだけど…いざとなると難しいね 結局できなかった」と伝える。
「で、これ 何分かかりました?」
「これは丁寧に…でもトレースで、わかんないパーツが殆どだったから、4時間以上かかったかなぁ」
でもこの講師は飴と鞭の使い分けを心得ているので、他にこうしろあぁしろという。
…それでいいと思う。
今回課題のプランの方は卒なく…できたのだが…まぁ当たり前か。
模範解答みちゃってるもの。
「実はこれ、3Fの全室引き戸指定がネックなんですよ」という。
引き戸が設定できるかどうか。
なるほどね…そうゆう条件もあったっけねぇ。忘れてた。
壁の「引きしろ」があるかどうか…
まぁ私から言わせれば、えんぴつ1本だもん、書きようによっては…ね。
「そのことを加味しつつ、プラン立てが必要なんです」とのこと。
なるほどねぃ
「模範解答にポーチがあって…たぶん、住宅部の容量調整と思ってるのですが、そんなに調整する必要ある?」と尋ねると「別にその辺はいいですよ 容量調整の引き出し、製図の出来上がりの印象とわかっていれば…」と。なるほどねぇ。
プランを本書して…
まだ線のプラン図から、製図へはまだイメージがつかないので、ここではキレイに書いて検討をしておきたいトコ。
事務局員が入ってきて…
「願書の申し込みがぁ」と言い出した。
「へ?!もう?」そりゃそうか。一般には学科もあるからね。すっかり忘れてた。
次回の講義はGW最終日。つまりそれまで来ないから、その間らしい。
「あーそうかぁ…早いなぁ」
授業が終わり…
2人はサッサと帰っていった。
私は毎度の事ながらなんとなく講師と話をしていて…
「実は今、一級教えてるじゃないですかぁ」と言い出した。
だいたいオマイの他のコースなんぞワタシャしらんがw。
「うん?どした」と尋ねると、1級の学科で2人来ない人がいて、1人は開校式以降、もう一人は申し込んでおきながら、一切来ない人なのだそうだ。
実際に私の受けてるコースでも、学校に全く顔を出さず教材すら受け取りに来ない人もいるという。まぁそれはわかる。実際のトコ去年の教材の使いまわしもできるし、今の時点ならwebで学ぼうとすればならばなおさらだ。
しかし去年の教材も全く同じかというと微妙に訂正が加わっているので、せめて新しいのでやってほしいという。
受講生とすれば「金払っていかないのは自由」と思われるだろうが、学校や講師としては、申し込み人数よりも、安易な気持ちで来られても合格率が下がるだけなので、やる気のない受講生は勘弁してほしいw というニュアンスのようだ。
それもそうだよな。数字で評価されるし、それじゃなくてもこの学校は「必ず来させる」というシステムだもん。ウチのコースでさえ、来れない、来られない条件付きで来ている人にも連絡は必ずしているようだし「来れるようなら来てください」と促しているのだろうか、実際に今回、初めて水曜の人が来ていた。この女性は前回も「子供が小さくて」と言っていたが、月イチの日曜3時間ならば、なんとでもなるような気もするのだが…
「まだ2級なら気持ちがわからないでもないんです。でも1級の話ですよ?いろんな意味で…」と。
1級にチャレンジということ。
勉強の内容の問題や、その他の問題もあるだろう。1級は製図でも法的な事がいろいろと加味してくるものだから、これもまた難しいという。
作図量の2級、法が絡んで一筋縄ではいかない1級…そう言われてる。
つまり、2級は学科おわり!はい次製図!と切り替えられるが、1級はそうもいかないということ。
「勘弁してほしいんです、分母ばかりが大きくなって…」
何を言っているのかと思ったら、分子/分母 の合格率の話らしい。
…なるほどね。
普通ならば営利で「金払って受かろうが落ちようが来ない方がラクでいい」と思うのだろうが、その辺は日〇というトコの姿勢は違うようだ。
「来なきゃ教えられない…勘弁してほしいんですよね」
なるほどねぇ。
何か講師的にそこにストレスを感じているのか…そんな愚痴を言っていた。
「とにかく学校にきてください」
ここのガッコーは必ずそういう。
出席率とかじゃなく、出席することが合格につながるという。
今の時代だから「出席しなくても家で時間を有意義に」なんて思っちゃうが、そうじゃなく、ダラダラと本を読むよりも、急所を突いてやるのが良いという意味もあるのだろう。
そして、やっぱり「印象で覚える」ということの重要性。
やっぱり学校には通わないといけないなぁと…
それが日〇式でもある…のか。
この学校の好きなところの一つ。