トレース

前項の続きでもある…学校の演習課題の最初のトレースを終わらせてみた。
これはたぶん「役物てんこもりのネタ」で、階段も2つもある三階建て。
「高負荷モノ」なの…かな?階段が2つもある。


 完成させたはずのトレースをよーく見てみると…
 拾いきれてない微妙な間違いにも気が付く。そりゃ自分で考えたプラン図ではないもんだから、しかたない気もするけど、まだまだだなーと実感。



とにかく製図の学習というのは時間がかかりすぎる。


トレースをしようものならば、圧倒的な線の量に「うわーメンドクセー」という気分になってしまい「これから4~5時間もかかるのか…」と、やる前からグッタリする。


…ので…音楽を聴きながら気分を盛り上げてやってた。


私はオヂサンながらもper〇umeが好きで…ノリノリで音楽流しっぱなし。


 …だった…のだけども…


どうもこれがいけなかったことに、つい最近気が付いた。


 「むしろ集中力が途切れる」


いや、もともと気が多い正確なのだと思う。
仕事でも、考え事をしていると中断され、他の用事を済ませて…とか…。
案外コレが良い方に転ぶ事が多く「発想の転換」になったり、ちょっと違う事をしてた時に閃いたりする…ので、こっちのほうが冴えてて良いと思ってた。


また前回の試験前は無理やり集中力を高めようと、チョコを食べたりコーラやレッドブルを飲んだり…でもって「根性」でやり遂げようとしていたのだけども…



どうやら根本が違ってたらしいことに今更ながら気が付いて。
むしろ「無音」の方が集中できるようで、気が付けば30分や1時間とあっという間。簡単に「夢中」になれるのに気が付いた。


 こうなるとしめたもので…


 ウエイトのある3階建て平面図も、そんなに苦ではなく書けるようになってきた。


 まぁそのうち雑踏の中でも出来るようにトレーニングしなきゃならないけども、でも、まぁ、今はそんなに負荷をかけず、長期に渡ってコンディションを整えていくつもり。



…なんだかおもしろくなってきたので…


2回目のトレースを始めてみる。
今度は時間を測ってみる。


1~3階の平面図128分。「100分リミット」なので28分オーバー?
細かいトコがわからず…都度見ていたので…まぁしかたない。


それにしても体感的に割と早く書けた気がする。


続いて断面図…これは何度か余計に書いてたのでうっすら覚えてる。


 …45分。 迷った割には悪くないかな?


 立面図15分。…ほうほう。これは窓廻りの表現がイマイチのような気がするけど…んまぁ今はこれでいいでしょ(いいのかいw)。

計 128+45+15で188分。3時間8分! …おおお♪
RCに書き慣れてない今の時期で、このペースでこの時間なら悪くない…かァ?


気分が良くなったので…学校の動画の続きをみる。


時間配分は…プラン1時間半+「配置平面図1時間40分・立面30分・断面・仕上表50分」+見直し30分とのこと。


今回は3時間8分でトレースできたけど、仕上げ表とかは時間に入って無いので、やっぱりもうちょっと早く書けるようにならなきゃな。目標は平面図をもう少し詰めることだニャー と考えながら動画を観る。


動画を観ていると、いつもの男性の後ろ姿がちろっと観える。
「この人が模範解答をよく書いている人なのかなぁ」なんて思いながら観るのだが、これがまた正確でチマッと細かく書く。三角スケールで寸法を取る際には、シャーペンの先を点で抑える。「よく見えるよなぁ…老眼じゃないのかな?w」と思ったり。


もう一人…


1つ縛りのおねいさんが書いてる♪

たまに間違え、消しゴムを使うとこが たまんねーぜ (*´Д`) w


…だいたいここんちの動画は、色気がないw。
登場人物はオッサンばかりだもんなぁ。


「うなぢ!たまんねーぜ!」…って私、うなぢの良さがわからんのよね。
…って…そんなとこを注目すべきではなく…w


このおねぃさんの作図を観ていて気が付いたのだが、もっとラフに大胆に書いて良いということのようだ。開口部とか、階段廻りとか、模範解答に気をとられ過ぎててマネすることばかり考え「完パク」に気を取られてたようだ。


 「もっと自分なりにラフでいいんだな」


このラフとは「雑」という意味ではない。
例えば引き違いの戸の中心線をもっと大きく書いちゃうとか、階段も自らが書きやすいように書いちゃってもいいらしい。例えば前回の本誌の「階段の件」ではないのだけども、「高さから、ステップの段が何段」というのは相場で決まってるわけで…となれば「高さ指定が無ければステップ何個ね」と考えやすい。
 開口部の事もそう。ネットで浮遊していた情報で「先に開口部を描いて」なんていうのを参考にしたことがあるのだが、平行定規を使ってると、どこが開口部なのだかナンなんだかサッパリわからなくなる時がある。


 なるほどねー


 動画でこのおねいさんの作図の最期の方を観てみると、これがまたカッコよく見える。


 さすがダナァ…


 正確なプロッターのようないつもの男性に比べて…この女性は緊張されてるのか、間違ったり、ラインもちょっと短い所もあるのだが、完成した作図はどちらかというと、この女性の方が「ダイナミック」という感じがするから面白い。
  
 やはりweb…というか、家でじっくりと動画が観れるのは非常にありがたい。
 これ、教室だと「さらり」と流してしまうもんなぁ。その前にそんなに画質がよくない動画だから、遠くからじゃわかんないもの。

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