直前夜間講義1
「かいほー教室in講師」ではなく、
ちゃんとした「平日夜間講義」が始まった。
今週は2回で19~22時迄。
来週は3回の予定だが…どうなるんだろか?
いわゆる「後半戦」なのだが、もう後半もなにも…という気もする。
プランを作り、動画を観るというメニューだそうな。
その動画は…私のばやいweb配信もあるので、仕事の合間に流し観して、予習しておいた。
動画は、「こんなのやりましたよねぇ?」という毎回のガッコー側の保険の意味もある動画w。簡単にいうと「ダイジェスト版」。
仕事を早く切り上げて…自習でもしてようとガッコーに。
すると既に講師がきていて…
準備を始めていたので、さっさと問題用紙をもらってはじめてみる。
要求室の計算をし…
あたりをつけるために、ささっと計算すると…どうもおかしい。
1Fのカフェのサイズは適宜な為に幅があるが、大き目設定サイズでも、1Fの推定容量は120m2。 それを3階までの3つとして、ルーフガーデンをどこかの階で20m2程さっ引いたとしても 120x3で360-20m2 で340m2。
住宅部指定が200m2なので、単純計算で 120 x 2(2~3階分)で240。
ルーフガーデン分を20m2引いて、仮に220m2だとしても、1Fの玄関階段スペースが15~20m2程あれば住宅部に加算されるので、やっぱり240m2のままのはず…ってことは住宅部200m2の規制over。
原因1
…これはLDKの吹抜けを計算しそこねてるから。
ここで吹抜け分の20m2を引けば「お、この辺か?少し大きい位かぁ♪」となったはずなのだが、1Fの120m2程では「でかすぎ?」と疑ってしまった。
しかも、住宅部の居住性を考えると、南側にバル子用の余裕を何となく持たせる…という事を考えてしまうので、南側は少し開ける…という感覚がある。
ここで「デカすぎるなら ルーフガーデンで調整」という案が出てこなかった。
もっとも20m2の指定を30m2までに大きく、程度の話ならばわかるが、指定値の倍の40m2ではなかなか考えにくい。
が、LDKもあったのだし、吹抜けもルーフガーデンも双方大きくすれば…可能だったが…吹抜け自体を忘れてたもの、お話にならないww。
そんなことをふまえつつ…
建築可能範囲をザックリザックリと決めて…建物を小さく考えてしまい9x11程度か?と予想。これなら99m x 3で297。20引いても277で平均値真ん中と。
ササッとレイアウトしてみると…狭すぎ!
ということは9x12でいくべきか?
「ルーフガーデンは…バルコニー式の縦長か?西側の公園用にってことだもんな」 形状・構造はどうでもいいはず…なんて3Fに書いてたら、講師に指摘された。
「1Fと2Fの要求容量の合計の差に気が付いて!」
それはごもっともなのだけども…
違いが20m2そこそこというのは、逆に言ったら客室の適宜の幅と同じ。
しかも2Fと3Fの要求容量が、3Fの方が10m2程小さいと感じた程度だもん。
だいたい設定ミス、計算ミスかもしれんしなぁw
…うーん…と思っていたら、ここで初めて吹抜けがあったことに気が付いた。
…ああああ…マーキングしたのになぁ…
勿論頭の中にあったのだが、計算の段階で ついついすっとばしてしまった。
吹抜けに気がついたので…
それを踏まえて…の。
全部部屋等をほおりこんでみたら、キツキツでも入って収まってしまった。
…でも なんかすごく気に入らない。
要求面積はギリでクリアしているが…下限ギリギリ。
…危ないなぁこんな考え方じゃ。
あとで気が付くのだが…実はこの問題、この方法では解けない。
LDKと上部吹抜けのセットとルーフガーデンの自由度でなんとでもなってしまう。
つまり、1Fが大きくても有ということ。
ということは「建築可能範囲からひっぱってくるのが良し」というもので…
わかっているのだけども これもこれで、屋外施設の条件がイマイチ弱い。特に屋外テラスの条件が弱いので、どうにでもなっちゃうし…決め手がないというか、つかみどころがないというか。
気に入らないプランでも、正解は正解なのだろう…
そうゆう問題なのだろうけども…
なんだか妥協の産物のようで…うーん。
休憩中
講師と「屋外テラスをどこに持って行くか」という話になった。
道路は西側。
東に公園があり眺望がいい…カフェはソッチ向き 南北は隣地
というのだが…
模範解答をみた講師の話では
「駐車場は北で屋外テラスを東側」とのこと。
私は住宅用の駐車場を北西側に置き、駐車場の奥行の分 建物が後退したスペースを利用して屋外テラスを置いたよくあるタイプで。
計画の要点で「道路に面し…集客を上げるように…屋外テラスを…」とするつもりだったのだが、この屋外テラスは「周囲からは入れないように」というのが、問題製作者のヒントだったようで、東側で良かったようだ。
…うーん。
時間があるので…
模範解答を配られる前に、もう1パターンを書く。
今度は屋外の駐車場を北側にし、屋外テラスを東側。要求室から計算をし…
そこではじき出した大きな要求室容量を「疑わず…」
模範解答が来る前に模範解答の予測のプランを書いてみた…
ら、すんなり短時間で書けた。
計算上すんなり収まってる。
なるほどねぇ。ややこしく考えすぎたか。
最近になり…
応用力がついてきたせいか、逆にどうにでもなっちゃう感がある。
例えば子供室の9m2と教わったことを 多少小さくてもかまわん!と行っちゃうところ…みたいな融通。
確かにそれは最期の最期のツメでは良いのだが、なかばどうにでもなっちゃうのは、本末転倒にまで至ってしまいそうで怖いところでもある。
何か間違ってると行き詰る。
行き詰った際にもう一度振り返った方がいいのだな。
まだまだだなぁ…うーん。
どうも私は 物事1度では片付かない。
必ず2回やらないとうまくいかないタイプで…人生なんにしてもそうだった。
今回は…試験は2回目だが、でも、ちゃんと理解してるのは1度目。
つまり、ちゃんと理解して2度…と、なりそうで怖いのよ。
動画をみて講義終了。
ある受講生が「明日は会社の合宿なので来れません」という。
作図合宿なのだそうだ。
そう、去年もそうゆう人が居た。
3日間合宿で、永遠と作図だけをするという。荒療治のような合宿らしい。
去年の人はその後直前の追い込みは会社の方でやるといっていたが…非常にウラヤマシイシステムだなぁ…。もっともと大手の会社は、ここの講師のような資格や知識を持つ人がたくさんいるわけだから、教えられることもできるであろうし…いいなぁ。
でも…あとで気が付いたのだけども。
作図だけ3日間っていうことは。
まさか24時間耐久なわけじゃないだろうから、それなりに移動時間・休憩時間があるとして。1枚3時間半として、1日3枚? 4枚はキツイだろう。
3日間で6~7枚という所か。
去年全く時間内に書けなかった女の子が、合宿が終わったら書けるようになって帰ってきたよなぁ… むしろ途中でプランがどうこうやらずに、一気に6~7枚でコツを掴むというのも有なのかもしれない。
それ位書くと、皆コツが掴める…という設定なのだろうか。
いあいあ、そもそも頭が柔らかい若い子が、学があって大手に入ったから出来る事であり、頭がガッチガチで学もないこのオヂサンが、同じ合宿をしたところでたかが知れてるのかもしれないなぁw。
まぁそれはいいとしてね。
一部の受講生は、講義後も少し残って粘っていた。
私も「作図が出来る迄」のプラン図を書いたりして…
23時前。
事務局が「おわり~~」と言ってきたので、帰ることにした。
考えてみたらこの感覚、去年もあったな。
19時~22時とスケジュールに書かれると、3時間は「短い」と感じるが、学科ではよくある時間帯で、むしろちょっと長め。講義なんて3時間もあれば長く感じるものだし。
極力早めにガッコーにいって…私も18時頃来て、23時頃迄やれば実質5時間か。
去年は24時頃迄いたから、約6時間。流石に24時迄は翌日の仕事に支障がでるのでナニだけども、でも 去年、コースや講義自体長く感じたのはこのせいなのかもしれない。
そんなことを考えながら帰宅すると 23時過ぎ。
相棒ちゃんの体調も良かったものだから、ごはんを頂いて…
前日、寝不足だったので、就寝。