事前コースラストの回。

朝から呼び出しで、お昼挟んで夕方まで。


出席者は最近よくいる四人のみだった。


あれ?講師が来ている。


「午前中は向こうで学科があったのでは?」と尋ねると、「んまぁマラソンテストですからねぇ」と。


 あらそうなんだ^-^;。
 学科はそろそろ追い込みもいいとこのはず。


 オトナの事情でいえば…
 講師として仕事として請け負ってるのかどうだか…とかあるのかな。


 それ以上は聞かなかった。



演習課題2。


東側道路。住宅用駐車場有り。
当然カフェなので道路に接する。


さて上階の住宅へのアプローチをどうするか。



これがなかなか面白い。


駐車場と住宅への通路をセットにした上で、通路は1階カフェの倉庫への出入り口にも通じても良いとな。という事は通路は兼用。


通路&駐車場を のどっちに置くかで悩む。


素直に予想をし…「倉庫=北側で良し=通路北側→駐車場も北側」だが…決定打がない。


一度あえての南においてパパッとプランを書くが、階段とエレベーターのセットが上階の「主要室」に影響が出る。


 これは前回あたりから気がついていたが、迷った時は上階から攻めてくるとわかりやすい。この辺は木造での理屈と同じ。



午前中にプランをやり…
午後は作図作業。


よーいどん!で始めたのだけども…


最初に容量計算は、プラン中にやっておいたので写すだけ…
と、書いてて…楽勝…と、おもいきや。


住宅部の容量計算とな?。


 「あ!!」


 問題に「住宅部は200m2以下で」とあったよな。


今回はエレベータは容量から抜かない。
2階104m2 3階80m2なので楽勝だろうと、存在はわかっててもあまり気にも止めなかったら…184m2なので余裕…と思ってたら…


あらためて…1F分、階段、EV、玄関分を計算したところ…
わ!!200m2超えてる…



 「くそっ!なるほど!こんなとこに落とし穴か!」


 確かにわざわざ書いてあったので「何かあるだろな」と思ってたら…そうゆうことか。


 計算すると…ほんのちょっと超える…ので 玄関まわりで微調整。
 ってなるとEVの入り口の向きで苦しくなるか…


 …このあたりで時間をとられてしまった。くそっ!!



いざ平面図!!


今度は…暗くて見えない!
今回の教室は、本来視聴覚室っぽくなっている為、側面に壁があり、定規で影になってしまい見えないの。…イライライライラ…


もちろん悪条件でも書けねばならないけど…でもいくらなんでも左右の壁も狭すぎ。
明るい場所へと製図板をズラすると反対側が壁にあたり…


途中で、製図板の微調整ネジが緩んでた事にも気が付く…


 「だめじゃん!」


 …ほんとだめ。


 気合いが入れば入る程焦ってしまう。


わかってる。
今回の課題でもある「悪条件でも書けるように」と。
でも、流石に見えないのはつらく…やっぱり目が…ね。
我慢して…見よう見ようとして…やっと慣れてくるのに時間がかかってしまった。



2時間強かかって平面図を終わらせて…


部分詳細図を書こうとしたら…さて何を書こう?!
適当に基礎図を書いていたら講師が来て「あ!今回は2F3Fの中間ですよ、その時に渡そうと思ってた」と、模範解答を「はい」と。



「立面・断面からかかないんですか?」と講師に言われ
「基礎廻りがハッキリしないと書けないから、いつも部分詳細図、断面図、立面図と折り返してる」と答えた。


「でも今回部分詳細図って…2~3F中間って書いてありますよ」


「あれ?!ホントだ」 先入観で突っ走ってしまった。


「問題をよくよんで」 「…はい ^-^;」


いつも仕事で、社員に「図面をよくみて」とか「書いてあるでしょ」とか言ってるけど、社員達の気持ちがわかったwww。


 でも良かった事がある。



 1つは、珍しく数時間の集中ができた事。



 もうひとつ、シャーペンの事。


 話は前後するが、「もーメタメタな作図だったなぁ」と家に帰って机に書いた製図を広げると、…「あれ?!大差ないように見える」。


 今回、0.5のシャーペンを2Bで書いていたのだが、以前は自分でも明らかにわかったが特に差を感じられない。 去年学校で買った一番最初のシャーペンで計画の要点等を最初に書いていてて「あれ?なんでコレで書いてるんだ?」と夢中になって気が付かなかった。


 「…気にしすぎ…か」


 最近、時短の為に1本のシャーペンで書きたいと思ってたのだけども…本人は拘ってるが、他人からは差が全く感じられないようで。相棒ちゃんも「どっちだっていいとおもうよ?」しか言わない。


 「汚しても良い」「思いっきり書け」と言われると、気にならなくなる。


 とりあえず時間内に書けなきゃ…ね。


 去年独学の受講生も、すごいキレイな作図はするそうなのだが、その分すごく時間がかかってるそう。講師は「ラインを引く時、そんなに慎重にならなくていいですよ」と言っていた。


 真面目に書こう、キレイに書こうとすればするほど気を遣う。
 だから時間がかかる…そうなるんだろうなぁ…と。
 この辺の案配が難しい。



さて学校の方に話を戻すと…


事前コースが最後だったので、次回から「本校でも開講する」という話になる。


本校で日曜・水曜、コッチの分校で日曜のみという、ことらしい。


在籍してて「来ない知ってる人」は…
去年の水曜コースで上手だった若い子は仕事の関係で転校扱いとなり、もう一人の女性は「やっぱり水曜しかいけない」と本校の水曜コースに行くそう。今の講師は日曜しかやらないので、前の講師になるようだ。
もう一人来ない人は…前講師は嫌だと私同様にガッコー言っていたが…どうするのだか知らない。


でもって、今回クラスにいた4人の進路w。


当然このままこの分校。
聞かれもしなかった。


去年独学の人は…
「本校の方が近いのですが…ココに来るのが慣れちゃって…先生にも慣れたし…」と、残るそう。もう一人は「ココで」と言っていた。


去年一緒だった人は「本校の方が近いから」と。


「え?!そうなの?!」


 あれだけ散々講師に言われてたのに…この人、何とも思ってないのだろうか?


「いやぁ1年目の栃木の方が酷くて…」と話をしたが…そうじゃなくってさ^-^;


「いずれにしても自分でやらなきゃ意味がないですからw」と笑ってた。


 …笑い所じゃないと思うのだが^-^;


 別にいいけどw。他人様のこと。


 なんだか頑なだったが…
 宿題も出さないんだもの、講師の足を引っ張る必要もあるまい。



帰りに喫煙場で講師と話をしていた。


「やればやるほど、ストイックになればなるほど…わかるものってありますよねぇ」


やる気があればあるほど、講師を選ぶようになる。


教室迄近いとか、利便性とか…皆それほどでもなく、なんとなく学校に来ているのであれば、講師なんて誰でもいいんだよなぁ…と。


それともう一つ。
やればやるほど、わかってくればわかってくるほど、ガッコーのスゴさもわかってくる。


些細な事の重要性…
考え方のコツや、手順のコツ等…サラリと動画でやるのだが、やればやるほど、あとで身に染みてわかってくる。


 「その時わからなくとも」


 事務局の人の言っていた言葉を思い出す。


 ここはそうゆう教え方。




もう一つは悪条件でも書けるというトレーニング?
次回は外部教室とのことで、どこかの教室を借りるのだが…まぁイマドキだから悪くはないだろうけども。文句言ってたって書けなきゃ意味がない。本試がどんな教室だって…ねぇ。



空調の話にもなった。


「そういえば去年の本試の途中、空調を調節されたといってましたよね?おかしいなと思ったのですが…」


 というのは講師の父は実は試験官で行くことがあり、空調の調整は固定されていて、いじれない。そして受講生個別の意見は聞かないのだそう。


 「え?!そうなの?」


 私は去年途中から空調を止められたかで、すごく暑くなって汗ダーダーだった。


 そういえば確かに学科の際、女性が「寒いのですが」と言ってた際に、試験官は「全クラス統一してありますので我慢してください」と言っていた。ガッコーでは「羽織るものをもっていくように」と指導されるもんな。


 もしかしたら…自分自身が熱があったのかもしれない。
 斜め前のワ〇ガヤローの汗染みをみていたから、暑いとおもったのであって…


 自分自身が熱が出ていれば…確かにそう。
 帰りは足腰ガックガクだったし、ぶっ倒れる寸前だったもんな。


 そうだったのかもしれない。




 さて、ここまでで2年生と1年生の違いは…


 正直、センターから課題が出た後の、この「1か月」は大きいと思う。
 というか、日〇の「試験課題予想」での過去問チョイスは、雰囲気は割と当たってたんじゃないかと思う。この調子で頑張ってほしい(何様なんだかw)。


 そして本コースの最初からじっくり課題を見れるのは大きい。
 私は去年の最初の頃はトレースで必死。
 でもって書いた枚数が多かったので別枠でしまっておいた…のをスッカリ忘れてたのも汚点。逆にいうと後7~8課題で勝負をしなければならないという感じだから、その分じっくり向き合えるというのは強い。


 実務免除者、つまり大学等で学んだ人達の強みは…そこでどう学んだのかわからないが、試験課題について強いわけだから、これは資格校で習う事で、基本的な製図板の使い方や書き方を教わり、それなりに書けるのが強いのかもしれない…が、定かではない。
 それよりも一番の強みは「若さ」ではないかと^-^;
 今の2年生をみると、皆私と同年代かちょい上か。
 去年の2年生…というか、去年の本コースは私より殆ど下で、私が高年齢クラスだったもんな。そうゆう意味では今年は心強いw。


 講師は「今の時期はプランを固めて」というのだけども、私は「作図の方が重要」なのではないかと考える。
 勿論講師の言ってる事は正解なのだが、作図で時間がかかれば大幅に足を引っ張るし、モチベーションもさがる。100点の作図を6時間もかけているより、半分の時間で済む5~60点の作図を増やし、本試にどれだけ100点に近く挑めるかだと思うのだが…まぁ…やらんわなw人間だもんw。作図は自分でやらないといけない部分で、教える事は何もない!自分でヤレ!と言われればそれまでか^-^;;
 この辺はガッコー側の理屈は統計上正解なのであろうから従う事にする。 


 今回は「圧倒的な作図量勝負」ということで、平面図3面目標1時間40分はキツイという話。たぶん去年「書ききった扱い判定」が多かったようなので、この辺を絞っているのかもしれない。


 プランに関しては…ヒントをどう見出すか。
 


この日出した宿題の採点結果。
詳しくチェックをされていて…「B2」との評価。
「ちぇっ」と思ったたら、日〇内の点数表で79点だった。


 条件を間違った部分があったけども…それで減点されていてもこの点数。
「あれ?!」コレでも十分合格範囲(評価点)じゃない?。


 以前は採点なんかされないし、添削も1~2行だったのでわからなかった。



 なーんだ。
 もっと思い切ってやろう。


 今回の途中で気が付いた200m2条件も、確かに条件違反かもしれないけども、それで手直しして苦しくなってもやっぱり減点。
 そこで時間を取られてる暇があったら、だったら勢いでいって、最期に余裕があれば手直ししろってことか。


 なるほどね。


 私は去年、周囲の受講生が「減点覚悟でこうした」という言い訳をしていた。
 私は完ぺき主義ではないが、提出前から「減点覚悟で提出」というのが何か「負け」みたいでイヤだった。



100点を狙う志は大切なことだけども…
いちいち途中で立ち止まり、100点満点の優等生になる必要はないということ。

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