ガッコ2回目

この先「えすきす中心にやる」とのこと。
作図はガッコーではしないそうな。


そんなことを聞いていて…


 事前にweb配信を観て…


 「あとはガッコーで教えるのかな?」と思って、動画は2回程流し見をした。


  木造とは考え方がまるっきり違うし…へんにクセを付けるのもナンだし。



でも…いざガッコーにいってみると


 「今日は動画は観ません」ですと?!


  あらそうなの。…良かった、予めに動画を観といて…


 いまいち、この日〇式という学習方法がよくわからない部分がある。


 動画をみせて「はい動画どおりにやってみて」というパターンと、
 「前回観たよね?予習したよね?さぁやってみましょう」と、突然始めたり…
 …その具合がわからない。


 もちろん「課題」が出てない「想定課題」としてなので、要求の数値は教えてもらうが…ほぼ動画通りなのだけども、そんなに細かいトコまで覚えようと見ていないもんなぁ。逆に細かいトコまで見ていないから、プランの勉強になるのか…どうなのか…?



 今回のメンツは前回同様4名。
 この日は講師が軽く面談をするという。


 無口な1名は…どうやら去年は独学でやられてたそう。


 面談中その方のトレースを見せて頂いたが、すごくキレイ。講師もべた誉め。
 年齢的にも少し上。「経験」で来られたのか、どこかで習ってたのかどうなのか…。
 独学で見切りをつけたということだから…根性が違うんだろうなぁ…。


 文字に 斜体 がかかってる。講師は「コレがいい」といって私に見せた。



へーへー。教材の模範解答にはそんなの…ないもんな。


私の文字のトレースは、いまだ「書きなぐり」だという。
 …ちぇっ。丁寧に書いたつもりなんだけどなぁw。



 あとは元ここの校の人1名と、もう一人は前回一緒だったオヂサン。


 やっぱり「作図スピードが追い付かなかった」と言っていた。


 まぁこの方は何かと時間がない方だったが、最期の追い込みの頃は、遠くから2時間かけて通ってきてた位気合いが入ってた。元講師から散々「遠まわし」で言われてたのに…よく食らいつくよなぁと思ってた。


 結局のトコ、どこで間違ったとか間違わないとかよりも、みんなスピード重視で余裕がなかったというところらしい。
 全員が全員口をそろえたかのように…。



 でも全員「練習不足」というタイプではなさそうだ。
 でもまぁ皆オチタわけだが、つまり、むしろ気合いを入れて食らいついたタイプの面々じゃないかと。


 前回の講義では…ガッコーは日〇は「教え方が下手だった」と思う。
 この「作図スピードをどうあげるか」を、もっとじっくりやってほしかった。
 確かに何度もアナウンスしている。「とにかくついで、ついでに書いていく」とは。
 でもそれが何を示すのか、具体的にどうこうなかった。
 また、アナウンス「だけ」では 全く実感がわかない
 というか実際にトレースをしていると…そりゃついでついでに書くのだけども、でも、どうすれば「ついで」になるのかがわからないもので。


 実際にどうすればどう違うのか?
 一式図をタイムを計ったところでは全くワカラナイ。
 やっぱり簡単な図、同じ図を何度も何度も書いてみないことには実感できないのよ。
 「なぜそれをやらないのだろう?」


 そもそも日〇式というのは、公〇式みたいなもので…ごめんっ私公〇はやったことないけどもw、でもやり方的に何度も何度もやって、たまに振り返って覚えるという素晴らしい教え方。これは学科でも実証しているし、体感している。


 その「良い所」を製図の授業に用いられてない…非常に残念なところなのよ。


 ぶっちゃけ、作図スピードがあがれば試験に余裕ができる。
 余裕が出来れば、間違いにも気が付けるし焦らない。
 なので「基本が大切」だと思うのだが…


 「総合□では、講師がストップウォッチ片手に授業をやるそうですよ」と講師が言っていた。講師は「それくらい厳しい」という意味で言ったようだが、私は「いいじゃんそれ!」と言ってしまった。


 スパルタというのは「厳しい」だけではダメで。
 ちゃんと教える、教えたから「厳しく」出来るわけで。

 
…どうもその辺が日〇は甘い気がする。


  もっとバシバシやりたいのになぁ…


 ガッコーでは「印象をよく書く事」を推奨するが…そんなのに慣れる前に、とにもかくにも、現実的な最低限採点の基準に乗るであろう図面を書ける事が重要ではないかと思う。そこからオプション的に、植栽をカッコよく書くとか、細かいトコまで書けるようになるとか…。そうゆう意味では「反復練習が必要」だというアナウンスはしていても、「じゃぁどれがソレ?」みたいなところがある。


 確かに日〇が言うような模範解答が試験会場で書ければ受かるだろうさ。



 でも、皆、それが出来ないから苦労をしているわけさ…。



 休憩時間に…
 喫煙場で話をしていた大工さん。


 「合格発表の日、オチタってわかった日は荒れたよなぁ」と。


 …全く同じ状況ダナー。


 「すわたろさんも荒れましたよねw」と講師。


 「いやあれは別に…あとから営業担当〇〇さんが、『オマエだけオチタ』みたいな言い方をしたから…別に事を荒立てたつもりじゃないけど…w」とwww。


 実際、その時私が、その営業担当に指摘した通りだったんじゃないかと思う。
 この学校だけで受かろう、1年目でなんとかなるかもしれない…という淡い期待を、オトナになってこの歳になって打ち砕かれると…気合いを入れた分、さすがに怒りに転換する。


 だから今回の2年生の多さ…
 …あの時、言った通りじゃんか…ね。 


 「自分のミスを棚に上げて…」
 …そりゃわかってる。


 そうじゃなくって、期待のさせるんであれば、もっと効率のいい学習方法を教えるべきよ。



 って「じゃぁ何を教えりゃいいんだよぉ!」と逆に言われそうだが、「そ、それを教えて欲しいw」と答えるしかないわけだけども…w


 なんかないのだろうか?


 いやたぶん教える内容的にもどうしても薄いのだろうし…それはわかってる。
「たくさん書け」それしか言えないのも、わかる。


 でもそれに対して圧倒的に時間(経験)不足というのは、限られた時間の中だもん、どうにもならない。


 だったら裏技的な…何か「これでもいいんでね」的な最低限の作図方法を教えても良いのではないかと思うのだが…そんなのないの?


 でもさ。


 だったら「1年じゃ厳しいかも」と言ってくれた方がホントによかった。
「2年がかりになるかもよー」でも、さ。


 そりゃわかるよ?「無理だ」「ダメだ」と言われると、人間そこまで行かないのもわかってる。簡単な図をすれば、みんなソッチにいってしまう。


 けども…でも、実務免除組(大学とかで)の若い子と混ざってやるのはホントにシンドイもんなのよ?


 「同じ勉強?同じ時間?なのにどうして…」


  教室でどうみても自分の方が頑張ってるつもりだ。
  スタートは一緒だと思うし、どちらかというとヤツラは「仕事が忙しい」と言い訳をし、ナメて宿題も課題も出さない。講師と全く会話もしない。


 でも…ジワジワと上達だけしていく若い子達。
 オヂサンからすれば、「なんでそれで出来ちゃうの?若さなの?オレバカなの?」となってしまう。


 よくよく考えると「実務経験無」で受験できる人は、過去でも今でも他所で勉強をしているから…上達が早いはずなのだが、一般的に我々の方は建築の「経験者」なのだからオトナのプライドがあるw。
 さらに普段不真面目でも「まじめにやればなんとかなるのではないか」という淡い期待もある。
 でもって、オトナになってからの資格なんて、なんとなく学校にいってウツラウツラしていれば取れる物が多い。そんな類に思ってしまい、学科をやると「んなことはない、きつーい!」となるわけだが、でも、周囲に言っちゃった手前…もあるし…オトナにはいろんな葛藤があるのよw。


 この4人…いや、去年このガッコーに通った3人か。
「うっかりミス」とか「テキトーだった」とか「あーね」とか、いえるようなタイプではない。
 実務経験有者で「ある意味気合いの入った2年生」がこんなに…いや曜日的に来てない人もいるが、そんな人たちがダメで…
 これは学校としてはどうなのだろうか?と。
 どうしても 我々「だけ」が悪いのだろうか?…という話になってしまうよなぁ…。


 人(学校のせい)ではなく…根本的な…ね。 




 講師がホワイトボードに「要求室」の平米数を書いている。


 今回はコミュニティ施設のお題。


 問題用紙的に「適宜」なとこや、この「架空演習課題」に適した数値がわからないから、まとめて書いてくれている。
 説明をうけ…「はい じゃぁプランをやってみてください」といわれ…


 「いきなりかよ」と。


 それを計算したら…あれ?なんか教科書と違うぞ?!
 と思ったら、ホワイトボードに書いてあった和室の数値に、「押し入れ」の値の分が落ちていた。


 「んだよーwったくもー計算があわねーじゃんか」と思いつつ 特に何も言わずに計算結果をまとめて…はいボリュームはこれくらいね。


 んでば、今度は敷地面積から…最初はズバッと周囲から2m位を離して考えるのね、はいはい。
 でもってお次は…えーっと隣地が公園で、駐車場2台?1台は車いす対応車両?じゃぁその駐車場をコッチにするとなると…2M幅の部分を…駐車場幅3.5M欲しいから…4M幅にしておけばOKね。あいあい。
 その面の奥を…かふぇてらす?で4M幅を利用しましょか。
 となると、館内の喫茶スペースとカフェテラスとかソコイラは接するよね。
 …あいあいあい。


 んでお次は? これでも…チラッとテキストを見ても違うぞ?なんで公園と反対側の道路沿いが突然3Mとしてる?
 …講師に尋ねると、この時点で既に外階段を設定してるからですと?


 「え?…あら…もうそこで外階段設定?…あらそうなの」


 確かに「階段は2つね」「1つは外階段にしてもよい」という設定は「そうした方が良いと説明があったけど…でもそうしたら、この方位に階段って「この段階で決めちゃうの?」決めつけちゃってるじゃんかね。…階段ありきで部屋の配置か…まぁそこから足掛かりになればいいのかもしれないけども…


 講師はこの時説明をしなかったが、駐輪場の幅も6台分なので0.5M×6台で3M
 そのあたりをヒントにしてくるんだな。木造の時は駐輪場も「ぼんやり後回し」にしてたけど…でもね、実際のトコ、3Mの部位に3Mは入らんじゃんか? 壁厚だって、道路側にブロックだって…そうなるとどうなのよ?となっちゃうんですよ。


 まぁそうだけど…


 そうなんだけど…


 けど…


 というか全体的なレイアウトが…全くうかばない。


 テキストをみると…
 木造の時にあったような「建物は敷地の北にべったり1Mあけて」とか「南に部屋 北側にトイレお風呂とか」という考えがない。
 この課題はコミュニティ施設なので、北側入り口、南側トイレとかへっちゃらなのである。だもん「手がかり足掛かり」が全く違って…何を最初に探っていいのかがさっぱりわからん。



 どうやら今回の講師は…というか、今の流れは、とりあえずテキスト(問題集)通りにやるようだ。その辺の「授業の流れ方」もわからなかったが、どうやらこの講師はこうゆう感じらしい。


 あーね。


 なんとなくわかってきた。
 こっちの校の2年生が1人しかいないのが。


 私はこの講師との付き合いももう1年となるので、気心が知れていて「ここどうなのー?」とか「おいおいちがうぞー」みたいな突っ込みを都度入れてしまうが、他の大人ならば…きっと「あー、ね」と文句も言わずに去っていくかもしれない。


 というか、テキストのまんまの講義?。


 「まぁ今の時期」だからという気持ちもわからぬでもないのだけども…例えば今回のポイントも、「なんで突然 道路側3Mとした?」というところで皆ひっかかった。


 ガッコーとしては「オマイらひっかかるでしょ?」みたいなトコを予め講師に知らせておいたのか…どうなのかは知らぬが、今回講師は些細なとこを指摘するタイプなので、ガッコーからの指示は無かったのか?。


 ここは動画を見返すと「サラリ」と流してしまった部位。
 コレだって「右の公園沿いは、コレとコレの絡みでこうなって、左手の道路沿い側は駐輪場と屋外階段と絡めてセットにすれば…」と、ほんのちょっとでも余計に教えたら、とってもわかりやすく、また大きなヒントでもある。ここを日〇得意の「ひっかけ問題」にしたとは思えない。


 日〇は「ひっかけて印象を深く覚えさせる」という方法をすることがあるのだけども、初回からソレをやるとは思えないのだけども…。


 また建物内部に関しても、コミュニティ施設と一般住宅と全く考え方が違うということも、受講生側からの質問でそんな「談話」になって解説をしてくれた。


 現状で「聞かなきゃ答えない」トコ。
 私はどんどん聞くようにしてるけど…周囲の人はどうなんだろ。


 「ガッコーに来る意味合いって」


  誰しも忙しいわけで…


  私は、この講師と仲がいいから ガンガン聞いちゃうけど、でも一般的には「まぐろ」状態だもんなぁ。


 なんだか「なるほどねぇ」と思ってしまいました。

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