あけおめです

 私は2年ぶりに年末年始の短い休みをノンビリ過ごさせて頂きました。 


 去年残念だった方、年末年始は練習されましたでしょうか。


 ここは別に、教材のブログでもなんでもなく
 去年オチの悔しさがわかりますので、なにかの足しになればと書いているだけです。


 私にとって「済んだこと」ではありますが…
 去年1年間、仕事的にも苦しい中、製図試験に没頭をしていたので、今だその思考が抜けずにいました。


 このまま…4年かけて1級を目指す事も考えたのですが、流石にそれはハードルが高過ぎますし、わたしゃ仕事的にも人生的にも使わんもん たぶん。なので、近々別の身近な資格へとシフトをしていきますけどね。


 新年のご挨拶で、久々にあったお世話になっているお客様に「合格しました!」というと「おお!すごいじゃないか!!1級だよな」「…2キュゥデス」「そ、そうか…でもまぁ…」 と、なんだかちょっぴり切ない気分になってしまいましたw。


 まぁ、昔は「二級は初級」と言われる位でしたので…しかたないところ^-^;


 今や必死な試験なのに…この資格、結構役立たずだし…ねぇ^-^;。 
  
 まぁそれはともかく… 


 あっという間に2月になってしまいました。


 あ、免許証は届きましたよ!


 賞状ちっくのだとかと思ったら、カード風なんですね。



 それはさておき…


 ここで悪態を書いたのが、ガッコーにバレたのかなんなのかw。


 次の資格の営業電話が かかってきそうなのに…
 きませんw。


 んまそれでも「祝賀会」にはいきますけどね?


 だって私、悪い事してないもんっ!!!。



  腹いせじゃないし。
  日〇、好きだし。他にいったことないけどw。

 
  さて。



 でもって…
 2級製図の事をのんびりと考えてみると…


 今更ながら改めて考えてみると、試験の採点は「印象点」重視と言いましょうか


「採点者の印象で殆ど合否判定」じゃないかなぁ という気がしてなりません。というか、印象で良いと思われるところにどう滑り込むか。
やっぱりこれしかないかなーと、今更どうでもいい事を考えたり。


 そう考えると…
 手を抜くことを考えてたら…ダメ…と、までは言わないまでも「ちょっと…」なんでしょうなぁ。例えば 木造でよくアルアルな「庇をかかない」とか「余計なものを書かない」とかいうのではなく、むしろ「あるべきはずのものを、なんとなく書いておく」が正解なのではないでしょうか。


 もし採点には関係のない「余計なものを書かない方が良い」のであれば、ガッコーでとっくにそう指導しているはずで、逆に「どこまで書かないで済むか」も統計をとっているはず。まぁそんなのを教えちゃうと皆ラクしたいからそれしか書かなくなるだろうけどw。


 今回法令改正で「受験のタイミングを早く」という事になったけども、同時にイチャモンで「試験内容の明確化」だったような…のをどっかで見たけど、これについては特に改正や明らかにされないところをみると「そんなこといわれたって…そもそも不明確だし」みたいなトコがあるのではないかと予想。


 まぁそれはともかくも…
 減点とか「点数」とかって…たぶん、ランク1と2の境の枠だけじゃないかなぁと思うのです。なので狙うは細かいトコに拘らず「良い感じの作図」が出来ればよいわけで…


 今後のお題はどうであれ…今出来ることとして、過去の模範解答を見習い、それなりに似たように書けるようにしておかねばならない…と、思います。


 ガッコーに行く人は、ガッコーで言われた事、習った事をガッツリ覚え、
 独学の人は、ガッコーに通う人に負けないよう、ガッコーに通ってる気分で頑張ってみたらいかがかなぁと思います。



 ガッコーに通う優位性についても…


  一般的に「演習課題の良さ」と言われますが…


 今、こうして冷静に考えてみると…
「独学でもいけるんじゃないの?」という気持ちが強くなりました。
 もちろん何度も書いてますが、受験や勉強に対するモチベーションは別の技能的な話です。


 主の課題になるものは…
 去年は「RC造でカフェ3階建て」でしたが、考えてみればこれは「お題」が出てからで全員が同じスタートライン。なので独学でもガッコーでも、あとでどうにでもなる話。6月頃お題が出ればアチコチのガッコーで分析を始め、情報が流れてくる。それで最悪「ワカンネー!」となればガッコーに申し込めばよく。


 店舗ならば、カフェだろうが八百屋だろうが、平面図でパーツが違うだけですから、そんなに大きく変わらない。過去問のキッズショップは「陳列棚」で、カフェだと「テーブルセットとかカウンター」。大きく違うのは、まぁ「厨房」と言う余計なパーツが増えた程度なので、ここだけお題が出た時に考えればよい。というか、そんなの誰だって予想・想定出来る話で。
 学科で習う「法令で厨房は 飲食フロアの2割だの3割だの軽食だの飲食店だの」と言う話もあったけども、この辺は結局のトコ曖昧のままで終わった…というか、この辺の条文をよーくみると目安にしかすぎないので厳格なものでもなく、30%は合格で、29%だからアウト!ということでもなさそう。製図試験の勉強をしだした時は「〇〇m2なければならない」とか、いろいろと数値を覚えるのだけども、やっていくとなんだかフワフワっとした感じなのに気が付く。
 住宅部に関しては過去問も、毎回殆ど一緒。というか お風呂、トイレ、居間…そりゃそうよね。子供室だって6畳程度を推奨されるが、そもそも4.5畳だってかまわない。子供室2つで広さをお揃いにする必要もない。窓は流石に無いと駄目だけども、その辺は常識的なことで「デザイン」しちゃっていい事に気が付く。


 木造ならば住宅メインとなるだろうし。
 RCのばやい、イヤらしいのは公共施設という可能性も捨てきれなかった。
 木造で公共施設が考えられるか…というとゼロではないけども確率は低いのかな。


 でもって木造なら…大よそ2階建て…が予想。
 これは木造の場合「梁伏図」があるからで、1,2、梁伏せ、立面、断面、部分詳細で計6面。3階建てにして梁伏せ図無しと言うのも考えられる「かも」でしょうが、まぁこの辺のは、今の時点では「どうでもいい!」ことであり、お題が出てから考えればいいこと。 とにかく、お題はなんでもいいから過去問を作図しておくと必ず対応できる。


 平成28年の時、「景勝地」で、でもって「試験の解答用紙自体がなんじゃこりゃ?のサプライズだった、でもよーく見ると…」というのは、講師から聞いていた。
 なので去年の私は、解答用紙がなんだかおかしいと、わからないながらも疑ったわけです。試験側は新しい物に対して優しいです。必ずヒントをくれます。
 これはガッコーでは「わからなくとも問題をよく読む」「必ずどこかにヒントが隠れている」と言います。例えばガッコーの「マーカー色変え」というのも、実際には「無駄」と思われるお子様ちっくな行為も「問題をじっくり読む 読ませる」という事の為のものであり、無駄ではないのだそうです。「無駄だったらとっくにやらせない」わけで。
  


 立面図、断面図、部分詳細図は、内容は違えどパターンは一緒。
 部分詳細図って、調べると 割と年数が浅いお題なんですな。去年RCでは「初」として出されたのも…なるほど頷けます。部分詳細は、ガッコーだと RCのばやいLGSや木造で天井を…なんて余計な違いを書かせたりするけども、今年は木造なので木で良いわけですし、この辺はパターン化でもOKなので既存のまんま。基礎周辺も土台廻りも木造なのでパターン化してしまう。この辺はガッコーではバラバラと課題が出され、模範回答もまちまちで、たまに使用パーツを変えたりしてくるのえ「なんだこりゃ」となるので難しく感じるけども、過去の模範解答を並べて眺めてみると、どう覚えればよいか…というか、大したことないことが見えてくる。なのである程度のパターンで練習しとけばOKだったことを後で気が付いた。
 木造の場合、梁伏図との相違があるからヤヤコシイ気もするけども「むしろ梁の違いだけ」と割り切ると、案外簡単なパターン化なのに気が付く。



 他の役物に関しても ガッコーは上手です。
 去年・一昨年と やたらと書かせたスロープの設定や、部屋を万能に使えるようにする「可変間仕切り」、「2階のバルコニーには〇m2の緑化を」というひっかけ問題(求められているのは緑地であり、〇m2のバルコニーの容量ではないという答え)…等という 作図のさせ方がとても上手。
 今回の試験でも、たとえば 「カフェ(店舗)としての外観(ファサード)」と言われ「ファ?!」となるわけですが「タイル調や少し外観がよければOK」とか、環境負荷低減とかでは、「Low-Eガラス」なんて、窓にそう一言書けばよいのですし、緑等を利用した場合には「日射遮蔽のため屋上緑化を計画し、建築物の熱負荷の低減としたパッシブデザイン」とすればいい…ということ。この辺は教材を見るよりも、過去の試験の総評をみるべき。特にT〇Cさんあたりは的確なことがブログにまとめられている。
 こうゆう「応用役物」のパターンは案外タマが少ないので、書けるようにしておけば良し。


 ただ去年の防火関連の件は結構未確定。
 「竪穴」関連の「防火戸」は戸にそう書けば良いだけの話…と言う話は事前にガッコーで出ていたのだけども、今回の破線の部分とか、他の部位に関しては…私は正解をしらない。たぶんガッコーも来年はやるのかな?どうなのかな?わからない。ワカランので、今後ガッコーがどのように判断するのか、書かせるのかが注目したいとこですな。

 

 前回の試験で、これらの役物を正確に、すべての合格者が書いたかというと…正直疑問
 私は立面図は割と好きで、「外観」に関してはわかりやすく問題に書いてありましたので、1階部のみタイル調として書きました。
「屋上緑化」は思い出せなかったので書いてません。
 大き目のバルコニーの緑化部を大きくし、空きスペースに植栽として西側に樹木を多めに書き、「緑を多く利用したパッシブデザインとし…」と計画の要点そう書いただけ。ガッコーの演習問題ならば減点対象だったかもしれません。でも立面図は卒なく結構かっこよく書けたとは思ってました。
 あ、植栽も「要求があっても1本でも書いておけばOK」という講師が居ましたが、そんなのちゃんと学んで(越境せず、建物と干渉せず)、少しでも多く書いた方が雰囲気がよく、印象が良いと思います。


 でも、これらだって全て「曖昧なもの」じゃないかと思います。
 屋上で緑化しなきゃ駄目というものではないでしょうし、全ての陽ざしだけではなく西日を中心に遮蔽する…(ルーバー)とか、そこに住むオーナー次第といわれればそれまで。それについて採点者が都度都度採点するのではなく、試験の上では「意識したかどうか」が話の焦点であり、ガッコーでは「誰がどうみても意識してるでしょ!」という書き方を教えてくれるわけだけども…全てガッツリと書かないと合格じゃないのかというと疑問。


 試験を受ける前は「合格者の殆どが2~3年生じゃん!」と思っていて、一昨年は同じガッコーのクラスにいた1年生がほぼほぼ墜ちたけども、去年は一緒だった1年生もほぼほぼ受かっていた。
 実際に1年生で合格した人の中では、「ガッコーでは一度も書き終わらない」といっていた人もなんとか書き終えて受かってるし、2年生の中では「1分前に書き終わって受かった」と言う人もいた。となると、時間の無さから役物を書き落した人も多いでしょうし…意味がわからず書いて受かった人も多いはずで…うーん…。


 勉強のやり方次第ではないのかナァ…と。
 「こう書けば受かる」と言うのを教わりたいのであればガッコーは必須ですが…それでも、ガッコーも教えるといっても各パーツが盛り込まれたものを1~2度書かせる程度。それを印象深く覚えているのなら別ですが、散々やったつもりの私でさえ、1~2度書いた屋上のモジャモジャを試験会場で思い出せなかったわけですし…


そんなことを考えていくとなると…
「応用役物とか、細かいトコまで柔軟に対応する!できる!」という自信があれば「対策本」程度でも十分いけるのではないかと思います。





 ガッコーが造る演習課題…試験で
Oh!ガッコーすげー!予想通りだ!」思うのですが…


 よくよく考えると試験を作る側が攻略本等の演習問題をパクってたとしたら…似てるのはアタリマエの事であり…


 対策本よりガッコーの演習課題は高負荷問題(詰め込み型)となっていて、「ガッコーの方が良いなぁ」「対策本は甘いからなー」なんて思ってましたが、でも、本試は対策本レベルのウエイト+サプライズ問題


 ガッコースタッフが言う「〇合有利な試験」「日〇有利な試験」というのも…
 本来ならばちゃんと教えていれば存在しないはずです。
 私は去年「それは何を示すのか…」とずっと疑問に思っていました。


 試験を作る人が、あえて「イヒヒ今年は上納金がすくねーから、コッチ有利にしちゃおう」なんてことは考えにくく、たまたまいずれかの演習課題を選んだのがソレだったり、選んだ物にあれこれオプションを書き変えていったら、結果、どちらかがヤマをかけてやってない問題になっちゃった、というだけのもの…ならば…そうゆう問題も生まれますが…
裏を返せば、双方のをやっていれば問題ないという考え方にもなります。


 29年の「1.5間階段」だって、日〇は1間x1間階段しか書いてないので、総〇有利と言われた事がありましたが、日〇だって受かった人がいるということは、採点にそんなに重視しなかったということでもあります。実際真面目にコレでプランがメタメタになったという人がオチ…というメンタル戦になってしまっただけで…これだって「経験」があればあわてず騒がず…とスルー出来たはずで…逆に「? 知らねーよ?そんなのあった?」と言う人が受かってるはず。



 また、この2校が解けない問題を出すとは考えにくい。
 なぜなら2校は士会の会員。
 士会の方が厳しく、ズブズブにはなってないようで成立している距離感。
 もっとも士会の方も「排他的ではない」わけで、「育てる事」を重視に考えているわけだから、解けない問題を出すとは思えない。というか、そもそも問題の作り方も「やさしさ」を感じる。



 ってことは。
 逆にいえば、2校の対策本レベルを「卒なく」熟せば、
たとえ独学でも合格できるのではないかと思いました。


 講師は「部分詳細なんかの書き方が全然違う」と言いますが(知らんけど)、でもそんなの丸写しするわけではなく、どっちか好きな書き方でOKなのですから、どっちでもいい話で…それで優位性も見当たりません。


 さらに更を裏返すと…
 ガッコーの優位性「ちゃんとやってれば受かるよ」というのはその通りなのだと思います。受かるパターンの書き方を設定し「全員で書けば怖くない」とすれば55%に簡単に潜り込めるでしょう。これは素晴らしい事。
 ただし、この方法は「ちゃんと教えたかどうか」で大きく左右されます。
 少し前の項で書いた「駄目講師」に当たらなければ…ね。


 統計上、合格者の殆どが、ガッコーに在籍する人なハズなので、もし印象点で殆ど合否が決まるのだとしたら、前に書いた「55%に潜り込めるかどうか」がポイントとなるはずなのです。なので各ガッコーの攻略本に書かれているような作図を「猿マネ」するのが合格への近道でしょうな。


 採点側の心理としては、「あーこの書き方をしている人は、ちゃんとガッコーにいって学んだね」とスルーしやすく、独創的?な書き方をすると「なんじゃこりゃ ちゃんと書けてるのかな?」と目に付きやすいはずです。


 理屈をこね「フリーハンドでもいいのだから」とフリーハンドで書こうとする人がいますが、本当の意味のフリーハンドは、すごくキレイです。
 ガッコーにいた1級の講師さんが壁線はフリーハンドでしたがすごくキレイでビックリします。承諾を得れないのでここで画像で貼れませんが、これ位書けるのであれば、フリーハンドでもいいでしょう。
 フリーハンド推奨のサイトもありますね。
 そこでも書かれてますが「フリーハンド用の練習が必要」ということです。
 たぶん我々が思うフリーハンドというのは雑をイメージしますが、合格するフリーハンドはワケが違いますので…淡い期待、へんな期待を持たずにセオリー通り練習されるのが宜しいかと。


 どうせ7月からの2か月でも、ちゃんとやって、ちゃんとコツを掴めば3時間程度で書けるようになります。
 とにかく変なネットの情報に惑わされず…が宜しいかと。



 まぁ私の言いたい事を全部読んで頂いている方なんていらっしゃらないでしょうし、矛盾してますが、とにかく、ネットの「ズル」情報に惑わされないでほしいなと。
 


 そう考えると…「教わるだけ」の方がラクと思えば、ガッコーへ。
 自分で予想をし、学ぶ事が出来る人なら独学で…となるのかもしれません。



 製図の勉強は面白いものです。


 またやりたいなぁ…


 1級…趣味で受けられないかなぁ。


 もし受けるとしても…費用負担を考えなければ、私なら日〇行きます。


 また…二級でも…誰かに相談されたら…やっぱり日〇に行くのを勧めます。

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