三種の神器 と 永遠の悩みのシャーペンのグダグダと

待ち焦がれていたものが届いた。

キットカットとえんぺつのオマケ。
なんだか淡い青春の頃を思い出しますよ。
嬉しい心配り。
とはいいつつ、オヂサンの頃はこんなおしゃれなキットカットはありませんでしたけどw。


テンプレ。
確かに厚みもあり「これ1枚」ってのも理解。
外周のメモリ…いや、ただの寸法なのだが、1/100と1/200兼用ではなく、全周にあるので見やすい。


ドローイングコード(資料)
「どう書きゃいいか」という基礎のメモ書き資料。
これ、木造、つまり前回の時に間違いなく欲しかった。


DVD
これも前回欲しかったナァ…
ようつべ等にある、くだらないワザ(失礼!)モノではなく、基本に忠実…というか、特にワザもなにもなく、淡々と書けば良いというモノ。


そしてオマケの練習用紙10枚!
これは非常に助かる!
少し厚手のタイプの紙質。ガッコーで演習課題をやるときにくれたやつと同じ感じ。たぶん本部から送られてくるという、枚数限定のやつ。
同じくガッコーの練習用紙(教室にたくさん置いてあるやつ)とは違うイメージ。


私、数日前に別所でも紙を頼んだのだけども…まだ届かん。


 この三種の神器はおススメだと思う。
 これから始める人「基礎なんてわかってるよ」という人も…
 余計な情報もなく、スッキリシンプル。改めて気が付くところも多くある。



ドローイングコードの中身を流し見して…
DVDを観る。


私的には難しく考えすぎてた…という「目からうろこ」な所が多かった。
「アレの方が早い」「コレの方が早い」と、欲張って振り回されて、かえって遠回りになってしまっていて。
 そんなことをせずにも、平行定規・テンプレをあんまり動かさないで、シャーペンも1本で横着で書いちゃって良いよ という感じだった。シンプルイズベストといいましょうか。


 しかも動画は焦ってあれもこれもとバタバタしておらず、落ち着いて書かれてる。
 この辺がポイントなのかもしれない。勢いだけではダメなのだな。




シャーペンに関しては…やはり1本で書いてたか…というとこ。


今まで、0.3で描き、濃く書くべきトコを0.5mmでなぞってた。
この方法はガッコーで周囲の人もやっていて。
講師は「わーっと粗方書いちゃって、レタリング、時間がなきゃレタリングしないでそのまま行って…」という言い方をしていた。


私もこの書き方は仕上げ的にはシックリ来るのではないかと思っていた。ラインの太い細いもつけやすい。0.3で仮・細い濃い線 0.5で壁線、仕上げ線と。でも書くのに夢中になっていくと、そんな使い分けが出来るわけもなく…


勿論、後に木造系も参考に観る予定だが、そんなに一気に頭に入らんので、少しずつ。



早速真似て1本でトレースをしていくのだがやはり0.5mmのシャーペンが使いにくい。なんというのだろう。
 0.3で書くとキモチイイ!のだが折れやすく、0.5mmで書くと何かキッタナくて気持ち悪くて途中で嫌になる。そして0.5mmは紙厚というか、反発というか、反力というかwそうゆうのも感じる。これは前回の最初からずーっとそう感じてた。


 前回の最初のトレースの際、あまりにもきったなく感じて進まない。
 「なんで?!」と目を疑って、老眼鏡を新調し、少しはマシになったのだが、それでも気に入らない。いくら書いても…で「なんでだろう?!」とモノに頼るようになる。
 そして0.3mmなんてシャーペンを投入し、まともになってきた気がする…と進みだすのだが…


例えるならば、0.3,0.4まではマジックのようにスーッと紙側にインクがうつっていくような軽い感触があるのだが、0.5mmになると突然「紙を凹ませて書いてる」ような感触になる。芯の関係なのだろうかと芯も何種類か変えてみたのだけども、シャーペン本体の問題?と、変えてみても、どうもそうでもなさそう。面圧というか…なんというか。


 相棒ちゃんに「なーんか汚いんだよね 見比べてみてよ」と言うのだが、「わかんない」「キノセイだと思うのだけども」という。他人からみたらそうなのだろうか?
 この辺は「老眼鏡で細かいトコまで見えて拡大しちゃってるのでそう見えるのでは?」というのもあるのかもしれないが…


 …神経質だからだろうか。


性格的なものもあるようなのだけども、どうもこの辺を慣れないと、と思っているのだが、前回からずーっとそうだった。
 試験の際は、エアコンをとめやがって、室内が暑くて手汗かきまくり。で、なぜか手持ちのシャーペンの殆どが芯が出なくなることが続出。たぶん温度差湿度差で中で張り付いてしまったのではないかと思うのだが…しかたなく0.5mmにしたという経緯もあり、それもまた気持ち悪さが残ったまま終わったというのもある…ということは、やっぱり0.5mmで慣れないとダメだろうか。


「でも気持ちよくないと、モチベーションが下がる」


これ、私の行けないトコ。前回もそう、本試でもそうだった。
でも、もう出来上がって人生の半分を通り過ぎてしまったオッサンとしては、ナカナカ治らないところでもある。とはいえ嫌々やっていっても先に進まない。

この2本が私のお気に入りでもあるのだが…これは…0.3と0.4mm。
ステドラーも「どうなの?」と試したことがあるが、なーんかコレが好き。


終わった今、こう、ネットで調べてみると…
やはり0.3 0.5で使い分け組も多く実在するようだ。


結局のとこ、「太・中・細」の3本のラインをどう描くか。厳密にいえば「仮」も入るので4本か。


でも…細かい事言う前に、とにかく書く練習が先のような…
 と、トレースの練習後、缶チューハイを飲みながら、相棒ちゃんを付き合わせ、作戦会議。


 ※ちなみにここでいう相棒ちゃんは、歳の相当離れた彼女。
  もう居候歴4年目。つい最近まで学生だったが、製図は無関係。
  すっかり勉強なんて忘れたオヂサンの、イマドキの勉強方針のみの先生。


 「キノセイだよー」 


 「クルトガとか…あるから使ってみる?」


 「そんなのオヂサンの時代にはないもん」


 「モノに頼りすぎても何だしね」


 といろいろ話をするのだが


 「逆説的にいえばさー 0.5でも0.4でも見た目変わらないなら、キモチイイ0.4で行けばいいんでね?w
 「更にいうとさ…今ここに拘るところじゃないよねw」


  どうせ時間があるのだから。


  この「時間があるのだから」という心の余裕、今回はとてもいい。


  前回は「時間がないのだから」と口癖のようにいってたもんな。


  時間があるのだからやらないではなく…


  時間があるのだからこそ、やれることを探していく。…


この辺はまだまだ時間がある所…なので、とにかく今はまた、書きなれる所から始めましょうか。

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